発正念の強大な威力を体験する
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文/日本の大法弟子 誠悟

 【明慧日本2022年3月27日】ある日、昼食後に気分が少し悪くなり、その後、下痢や身体の冷えに発展しました。当時は会社で仕事中だったため、なかなか休めませんでした。少しずつ手足が冷たく感じられ、特に両足が氷のように冷たくなり、身体もだんだん苦しくなってきました。座っていても立っていても辛くなり、しばらく机にうつ伏せになっていました。身体が辛かったため、仕事には集中できず、人と話す気にもなれず、足腰が立ちませんでした。そのとき、過去の経験から、これは発熱し、業を滅する前の前ぶれであるという念が浮かんできました。しかし、今回は今までより激しく、自分でも妨害されているとわかっていました。身体が冷えて気持ちが悪くなり、抑制されている感じがしましたので、仕事が終わったら早く家に帰って休もうと思いましたが、夕食を食べるのは無理だろうと思いました。

 夕方、発正念の時間になりました。職場だったので脚を組まず、椅子に座ったまま正念を発しました。当時、心の中はわりと穏やかで、しっかり正念を発すべきだと思っていました。良くない考えを取り除き、自分自身の空間場をきれいにした後、私はゆっくりと入静できました。頭の中は非常にきれいで、雑念がなくなり、集中できるようになりました。ゆっくりと口訣を念じるにつれて、身体はそれほど冷たくなくなり、身体はさわやかで清々しい感覚を覚えました。発正念を続けるにつれて、身体は少しずつ暖かくなりはじめ、身体全体が優しいエネルギーに包まれました。こうして、15分の発正念が終わると、体が冷えなくなっただけでなく、わずかな熱が出ていたため、身体が一気に軽やかになり、腰もまっすぐ立つことができました。心の底から喜びを感じ、かなり驚きました。さっきまで机にうつ伏せていた私とはまるっきり別人になり、あのような苦しみはすでに姿を消しました。また自ら人と話したくなりました。

 少し興奮すると共に感動し、私は感じ取ったことをほかの同修に、先ほどの発正念は大法を実証する過程だったと伝えました。以前発正念をした時も様々な感受がありましたが、今回のように印象深く、不思議なことはありませんでした。前後の変化があまりにも激しく、自分でもとても驚きました。夕飯は普通に食べて飲むこともでき、普段と何の変わりもありませんでした。

 今回の発正念がこれほどの効果を修められたのは、師父のご加持から切り離せません。まず、考えが静かになり、清らかで、集中できるようにならないといけないことや、発正念の強大な威力を体験できました。

 しかし、その日はひとつの教訓もありました。発正念後、歓喜心が生じて自分を緩めてしまい、続けて発正念をせず、食事や仕事に忙殺されてしまいました。その結果、魔に隙に乗じられて、数時間後に身体の不調が戻ってきました。夜は、急いで発正念をしてからすぐベッドに入りました。その結果、身体の不調と業を滅する状態が繰り返し現れ、2週間以上続きました。邪悪な要素に妨害されて、身体に業を滅することが現れたのは、自分の空間では善と悪の戦いでもあり、学法煉功を強化する以外、大きな魔難に対処するには特に正念を強化し、しっかり発正念を続けることが非常に重要であると悟りました。

 以上はわずかな修煉体験となりますが、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/19/440102.html)
 
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