山東省の法輪功学習者3人が不当判決を宣告される
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 【明慧日本2022年3月28日】山東省東営市の法輪功学習者・王霞さん、崔桂芬さん、王沐怡さんの3人は、2022年2月28日、実刑判決を言い渡された。王霞さんは懲役3年6カ月、25000元(約48万円)の罰金を言い渡された。崔さんは懲役3年3カ月、2万元(約38万円)の罰金刑に処された。王沐怡さんさんは懲役1年6カ月の判決を受け、1万元(約19万円)の罰金を科された。

 3人の学習者は2020年11月21日に連行された。崔さんと王沐怡さんは東営市拘置所に拘束され、王霞さんは健康状態を考慮して保釈された。

 警察は連行に至るまで、6カ月以上にわたって彼らの日常生活を監視し、その所在を追跡した。警察は、法輪功学習者が自宅の近くで人々に法輪功のことを話したとして起訴した。

 東営区裁判所は2021年6月1日と9月26日に、それぞれ2回の審理を行った。主席裁判官は、中国では法輪功を犯罪とする法律はないと家族代表者が抗議したにもかかわらず、2回の審理とも崔さんの弁護を禁じた。

 2回目の審理では、王沐怡さんの夫は大病から回復したばかりで、出席を許されなかった。崔さんの娘は審理の途中で法廷から追い出された。

 裁判官は、両審理のビデオ会議を学習者の同意を得ずに命じたため、学習者側の弁護士は学習者を弁護し、学習者は本審理で自己弁護のために証言することが非常に困難となった。

 3人の学習者は様々な経歴を持つ。王霞さんは定年退職した労働者で、明るい性格の持ち主である。崔さんは何年も前に夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた。王沐怡さんは幼稚園の先生で、数年前に結婚したばかり。王沐怡さんの拘禁によって、夫は大きなプレッシャーにさらされた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/3/439617.html)
 
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