【明慧日本2022年3月28日】広西省南寧市の法輪功学習者・呂博さんと母親・付淑傑さん(67)は2020年7月7日、警官に連行された。そして、2021年3月、呂さん親子は不当に裁判を開廷された。呂さんは懲役10カ月、付さんは懲役1年の判決を言い渡された。現在、2人はともに帰宅したが、当局から繰り返し嫌がらせを受け続けている。
南寧市長虹路万科城小区に在住の呂さんは、2020年3月5日、母親と共に民主路で『疫病を避ける方法』という小冊子を配った際、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報された。そして、2020年3月22日、南寧市公安局と南寧市青秀区の警官10数人は呂さんの自宅に押し入り、家宅捜索を行った。警官らは法輪功の書籍、パソコン、プリンター、携帯電話、現金などの私物を押収した。
警官はその日、呂さんと母親、そして呂さんの家を訪ね、学習者・甘永蓮さん(当時、妊娠4カ月)、莫利娟さんの4人を連行した。
そして、呂さん親子は数日後に解放されたが、警官に家の前で昼夜を問わず監視され、自由に出入りすることを許されなかった。
連行された当日、甘さんも莫さんも警官に家宅捜索された。その後、2人とも帰宅したが、莫さんはまた、妹・莫利福さんとともに南寧市長罡路にある洗脳班に送られ、1カ月間、強制洗脳が行われた。甘さんはその後、警官とコミュニティの人員からの嫌がらせを受けてきた。
2020年7月7日、呂さん親子は再度、南寧市長崗路派出所の警官によって南寧市第一留置場に連行された。
2021年3月、呂さん親子は不当な裁判を受け、それぞれ懲役10カ月と懲役1年の判決を下された。留置場に8カ月間拘禁されている間、健康だった付さんは睡眠を剥奪され、拷問を加えられたため、動けなくなるほど健康状態が悪化した。