瀋陽市の宋宇岑さん、殴打され家族の面会も禁止
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 【明慧日本2022年3月29日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・宋宇岑さん(27歳男性)は、法輪功でうつ病が治ったことを人々に話したことで、懲役5年6カ月の服役を命じられた。法輪功は中国の伝統修煉法で心身に高い効果をもたらす気功である。しかし、宋さんは2021年8月15日に大連市刑務所に連行された後、厳しい管理を受け、家族の面会も禁止されている。

 宋さんは2019年3月29日、病院で人に法輪功を実践して得た恩恵を人々に伝えたとして、瀋陽市和平区公安局中華路派出所に連行され、家宅捜索を受け、ノートパソコン2台、USBメモリ2個などの所持品を押収された。2020年6月16日に和平裁判所で裁判を受け、2020年12月29日に懲役5年6カ月の判決を受けた。

 宋さんは2021年7月9日に和平拘置所から瀋陽の新入監刑務所に移送され、8月15日に大連市刑務所二区に移送された。宋さんが刑務所の規則を暗唱することを拒否したため、看守は宋さんを殴り、頭を腫れ上がらせた。左耳にも長い切り傷を負わせた。

中共酷刑示意图:殴打

中共の拷問のイメージ図:殴打

 その後、宋さんは四区に連行された。法輪功を放棄しないため、家族との面会を拒否され、毎月100元を使うことしか許されず(100元だと少ない生活必需品しか買えない)、宋さんの母親は頻繁に刑務所に通い、頻繁に電話をかけ、面会を要求したが、「模範的な刑務所」を自称する刑務所の看守に拒否された。

 宋さんの母親は何度も遼寧省刑務所管理局を訪れ、職員から「大連市刑務所は市レベルの刑務所で、我々の管轄外だ。大連市刑務管理局や大連市司法局に問い合わせるように」と言われた。しかし、宋さんの母親が大連市司法局に連絡したところ、そこの職員は「遼寧省刑務所管理局の命令に従っている」と言い張った。

 母親も遼寧省司法局に行ったが、またもや言い逃れをされた。遼寧省司法局の職員は、「省刑務所管理局が担当しないなら、我々も担当できない。彼らに相談しなさい」と。

 宋さんの母親は、2月16日に刑務所に戻り、息子に会いたいと言った。しかし、看守は宋さんの母親を冬の寒さの中で一日中立たせ、それでも面会を拒否した。

 刑務所の面会センターの職員は宋さんの母親に、「遼寧省刑務所管理局は、法輪功学習者が法輪功を放棄しない場合、面会を一切拒否すると決定した」と言った。

 また、刑務所の別の職員は、宋さんの母親はコロナウイルスの危険度が高い地域である瀋陽から来たため、面会要求を拒否したと主張した。

 宋さんは大連理工大学卒業。 2006年、父親が突然脳血栓で障害者となり、母親は国有企業を解雇された(失業中)。 2017年、大学を卒業した宋さんは、就職のためにさらに4万円をだまし取られ、うつ状態が深刻化した。 宋さんは、うつ病を解消するためにいろいろな方法を使ったが、どれも解決できなかった。絶望した宋さんは、幼い頃、祖父から聞いた法輪功の話を思い出した。 宋さんは法輪功を修煉して2カ月で、うつ病が治ったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/2/439560.html)
 
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