【明慧日本2022年3月29日】チェコ各地およびスロバキア各地の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は2022年3月5日午前、プラハの大統領府の近くにあるラヴ広場に集まり、集団煉功を実演した。多くの観光客の注目を集め、中には携帯電話で煉功風景を撮影している人もいた。
煉功の後、学習者たちは市街地でパレードを行った。学習者は「法輪大法は、素晴らしい」の横断幕を掲げ迫害に反対し、大統領府から旧市街の商店街、カレル橋、旧市街広場、旧市街地を通って、最後にプラハ中心部のヴァーツラフ広場までパレードを行った。
学習者はパレード中、中国共産党(以下、中共)の弾圧と迫害に直面した学習者の粘り強く平和的に抗議する精神と、真・善・忍を守る道徳的勇気を示した。また、学習者は道行く人に法輪功迫害の実態についての資料を配布した。
学習者達の集団煉功の様子 |
学習者によるパレードの様子 |
正午、学習者は市内中心部のヴァーツラフ広場に集まり、市民や観光客に真実を伝え、中共による法輪功への迫害と利益目的の学習者の強制生体摘出を暴露し、中共による学習者への迫害に反対する署名を呼びかけた。
人々は、法輪功の平和的な五式の功法に惹かれて街を歩き、法輪功の紹介や中共による22年間の迫害の実態のパネル資料を読んだ。
一部の参加者は、法輪功迫害の真相資料を通行人に配り、真・善・忍を信じる学習者が過去23年間、中共に迫害されてきた事実を伝えた。多くの人は(中共に)「なぜ、こんなことになったのか」と尋ねた。学習者たちは、権力と金銭の支配を維持するための共産党の悪辣な本質を人々に伝えた。真実を知った人々は署名台に集まり、法輪功迫害を制止するための署名をして学習者を支持した。時にはサインをする人の長蛇の列ができることもあった。ある人は、「中共の蛮行は想像を絶する、信じられない」と言った。
法輪功の資料を配る学習者 |
署名をする人々 |
あるパレスチナ人は学習者に「生きたままの臓器摘出が行われていることは信じられないが、まだ行われているのですか」と言った。「私はパレスチナの出身ですが、心の中では分かっています」学習者に向かって手のひらを差し出し、「私の心はあなたと共にあります!」と言った。
あるチェコ人の父親が数人の子供を連れて、迫害を暴露するパネル資料の前で、子供たちに法輪功迫害の実態について丁寧に説明していた。彼は、自分が20年間共産主義国に住んでいたこと、自分の子供たちには、携帯電話やコンピューターの中の作り物の世界で生きるのではなく、今世界で起こっていることを理解するために、人間性についてこのことを知ってほしいと学習者に話した。学習者は迫害に反対するための署名を呼びかけた。父親は子供たちを署名台に案内して、チェコ語の真実の資料を読ませ、年長の子どもたちに署名させた。
ベトナムから留学してきた女の子は、「このパネル資料を見たとき、すぐに全身に鳥肌が立ち、こんな迫害があるのかと、とてもショックで悲しくなったので署名したいです」と学習者に話していた。彼女は、大法弟子たちが真実を伝え、その真実が人々に知られるようになったことにとても感謝していた。
その日の午後、学習者が学習者への迫害の真相を紹介すると、多くの人の目が赤くなり、すぐに涙がこぼれ落ちた。また、サイン後に振り返って涙を拭う人もいた。
学習者の活動場所を通りがかった人は、サイン台の近くで学習者に「これは何ですか」「何をしていますか」と聞いている姿も多く見られた。学習者たちは、法輪功迫害の事実を人々に伝えた。ある学習者は、「こうした迫害の事実は、人間の道徳と良心に関わるものです」と人々に語りかけた。
その日の午後、多くのウクライナ人が真実を知り、法輪功迫害を制止するための署名を行い学習者を支持した。あるウクライナ人の若い女性がきて署名し、自分の国で戦争が起きていると学習者に教えた。学習者はうなずきながら、「ここに真・善・忍といった三つの言葉があります。あなたのためです」と小さな蓮の花を手渡した。
ある若い女の子は、「学習者は健康で善良でありたいだけなのに、中共は学習者に対し残酷で冷酷な迫害を行うことは理解できない」と言った。彼女は、中共による法輪功への迫害が早く終わり、中国の学習者が、自由に修煉できるようになることを望んでいる。