文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年4月3日】私は2011年4月に法輪大法を実践して拘禁された後、熱心に修煉しなかったため、ある苦難に遭遇しました。
2021年9月3日の午後、自宅で調理中に突然アルコールが爆発したのです。それはなぜでしょうか? 私には利益に対する執着があったためです。夫は職場から廃酒を持ち帰ることがありました。使いきれなくなると、労働者はよく家に持って帰って料理に使っていました。私は自分を常人と見なしていたため、夫に職場からアルコールを持って帰ることを止めるようにと言ったことはありませんでした。夏場の火とガスの節約になると思って、お湯を沸かしたり料理にも使っていたのです。私の利益を求める心がどんどん重くなっていたのです。
夫がアルコールの使い方を教えてくれたので、私は夫の指示に従い、アルコールストーブにアルコールを注ぎました。ところが、爆発が起きたのです。私の顔は真っ黒になり、着ている服の前側と右足のズボンに火が付きました。爆発音を聞いて、庭仕事をしていた夫と、耳があまり聞こえない80歳の義父も驚き駆けつけてくれました。夫は私の燃えているズボンの火を消してくれました。
親指と小指以外の右手は大やけどを負いました。人差し指の爪は後で剥がれ落ちるほどで、右膝は赤く腫れ上がり、膝の裏は水ぶくれがいくつもできてしまいました。義父は休むようにと言ってくれましたが、私はガスコンロに変えてまた食事を作り続けました。
私は、修煉者である以上、内に向って探すべきだと思いました。ベッドに座り、座禅の姿勢で足を組もうとしましたが、やけどで痛くて組めません。私は声を出して『轉法輪』を読み始めました。一講を読み終えると、痛みは消えました。涙が頬を伝い、なぜあの時、自分を修煉者だと思わなかったのかと自問自答しました。
そして、もう一講を読み終えると、眠りにつきました。その夜は、珍しくトイレに一度しか起きませんでした。いつもは夜中に何度もトイレに行っていたのです。
翌日、夫に頼んで手足の水疱を破ってもらい水疱の中の液を出しました。3日目には痒みが出始め、夫は「これは治っている証拠だよ」と言いました。
4日目に隣の家に行きました。隣人は、私の姿を数日間見なかったことを不思議がっていたので、事情を話しました。すると隣人は、「本当に法輪大法は不思議ですね!」と言いました。それ以来、隣人と隣人の家族は、大法を固く信じるようになりました。
それから私は毎日、法を学び、正念を発し続けました。火傷は21日以内で完全に回復しており、火傷の跡もすべて消えてなくなっていたのです。そして義母と一緒に銭湯に行くことができたのです。私は再び、大法の超常的な力を目の当たりにしたのです。
残されている法を正す少ない時間の中で、師父が与えてくださった限られた時間で、私はしっかりと自分を修め、より多くの衆生を救おうと思いました。