7年間服役した吉林省の賈井和さん さらに不当判決5年
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 【明慧日本2022年4月3日】吉林省長嶺県の法輪功学習者・賈井和さんは、法輪功を学んだとして懲役5年の刑を言い渡された。賈さんは判決を不服として上訴したが、却下された。賈さんは松原市拘置所から吉林省刑務所に移されたという。法輪功は中国の伝統修煉法で心身の健康に高い効果をもたらす気功である。

 当局は情報を厳しく封鎖するため、賈さんの判決の詳細は不明である。今回の判決の前にも、賈さんは信仰を理由にさらに7年間服役していた。

 2007年7月9日、賈さんは自宅で連行された。長嶺県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、パソコン、プリンター、法輪功の情報資料、白紙のDVD、コピー用紙など1万元以上の貴重品を押収した。賈さんは地元の拘置所に拘禁され、家族との面会を拒否された。妻は雑役をこなし、月収300元で6歳の息子も養っている。

 地元の裁判所は密かに賈さんに懲役7年の刑を宣告した。家族はこの判決を不服として上訴したが、中級裁判所は元の判決を維持する判決を下した。

 賈さんはまず鎮賚労働収容所に入れられ、その後、四平刑務所、さらに公主嶺刑務所に移された。

 四平刑務所では、賈さんと他の法輪功学習者は無給で働かされ、毎日携帯電話の電池部品を1300個作り、通常の受刑者に要求されるノルマより100個多く作らされた。作業が終わらない場合、看守は学習者を殴り、賈さん、劉小勇さん、石国良さん、徐紅偉さん、龐世坤さんは、作業で疲れ果て、胸に液体が溜まるようになった。龐さんはその後、迫害により死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/1/438140.html)
 
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