【明慧日本2022年4月3日】河北省唐山地区遵化(じゅんか)市の法輪功学習者・賈鳳忠さん(59歳)(以下、学習者)、李永志さんは、2022年3月10日と11日に、唐山遵化市裁判所により裁判を開廷された。李永志さんは懲役1年1カ月の実刑判決、賈鳳忠さんは、2021年10月15日に懲役1年の実刑判決と2000元(約3万8000円)の罰金を言い渡された。賈さんの家族は無罪の弁護を弁護士に依頼した。
遵化市建明鎮趙庄子村在住の賈鳳忠さんは、遵化市公安局国保大隊、建明派出所の警官らに連行された。
遵化市興オウ案郷安平庄村の学習者・李永志さんは、2021年10月「天が中共を滅する」のスローゲンをペンキで吹きつけた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、遵化市留置場に拘禁された。
賈鳳忠さんは1999年6月から法輪功を学び始め、法輪功の真・善・忍の基準で自らを律し、心身ともに健康になった。修煉する前、賈さんはひどい胃病、胸膜炎を患っていたが、法輪功を学んでから、薬も服用せずにすべての病気が消え、体は回復した。1999年7.20、中国共産党が法輪功を弾圧してからも、賈さんは法輪功の修煉を堅持しているとして、派出所に連行され、その後、洗脳班、労働教養所などに拘禁された。
以下は賈鳳忠さんはが中国共産党に迫害された事実の一部
2001年2月1日、賈さんは法輪功の真相資料を配布した際、遵化市公安局建明鎮派出所の警官に連行された。派出所では手錠を掛けられて屋外で一晩中、寒さに晒された。翌日、遵化市留置場で3カ月間に亘って拘禁された。信仰を放棄しないため、再び遵化市洗脳班で3カ月間、迫害された。2001年7月唐山荷花労働教養所に移送され、およそ1年間、迫害された。荷花労働教養所で、賈さんは電気警棒で電撃されたり、紐で縛られたり、小さいベンチに12時間ほど座らせる、強制的に長時間労働させられるなどの迫害を受けたため、全身が疥癬(かいせん:ヒゼンダニの寄生)になった。賈さんは2002年7月に釈放された。
拷問の再現:電気警棒で電撃を受ける |
2003年7月、当地の警官らは、賈鳳忠さんの家に押し入り、賈さんを連行しようとした。賈さんはやむなく故郷を離れた。2004年11月、賈さんの妻は鍵明派出所の警官らに連行され、遵化洗脳班で50日間、迫害された。
2004年12月、賈さんは遵化国保大隊、警官らにより遵化留置場に連行され迫害を加えられた。1カ月後、唐山荷花労働教養所に移送され、迫害され続けている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)