吉林省の朱明蘭さんらが1年以上の不当拘禁
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 【明慧日本2022年4月4日】吉林省蛟河市の法輪功学習者・朱明蘭さんと劉甲蘭さん2人が、法輪功を信仰していることを理由に1年間にわたって吉林市留置場に拘禁されていることが明らかになった。彼らの家族はとても心配している。法輪功は中国の伝統修煉法で心身の健康に高い効果をもたらす気功である。

 朱さんと劉さん、山福蓮さんは2020年4月13日の夜、ある村の外で初めて連行され、家を家宅捜索された。白石山鎮派出所で、警官は学習者たちに体当たりをした。朱さんの顔を鞭で打ち、耳鳴りがして、頭が真っ白になった。2人の学習者は午後2時から午前1時まで取り調べを受け、その後、釈放された。

 検察官が学習者に連絡する前に、2021年1月13日、警官らは劉さんと朱さんの家に立ち寄り、再び彼らの家を家宅捜索した。両学習者は派出所に連行され、村の住宅地で見つかった法輪功に関する資料は自分たちが配布したものであると認めるよう命じられた。

 警官らは1月28日に学習者たちを検察庁に連行し、それぞれ2人の検察官の取り調べを受けた。朱さんは、殴られた後、心がはっきりしない時に自白したため、連行後の証言を撤回したいと言った。朱さんと劉さんは共に有罪を認めず、法輪功を修煉し、迫害の事実を伝えることは何も悪いことはしていないと主張した。

 2人は2月8日に舒蘭市検察庁を訪れ、検察官に起訴しないようにと訴えた。裁判所の副裁判長・張鳳双は、警官らは学習者を殴ってはいけない、このことに対する調査をするべきだと言った。また職員は、検察官が朱さんと劉さんの事件は非常に特殊で、却下することはできない、吉林市の検察庁に転送したと言った。 

 朱さんと劉さんは2月27日、舒蘭市裁判所から起訴されたことを示すメールを受け取った。両学習者と他の4人の学習者・山福蓮さん、吴俊芹さん、荣根祥さん、董凌志さんは3月2日に吉林市留置場で再び身柄を拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/19/439148.html)
 
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