甘粛省臨夏回族自治州の賈春臻さんは迫害死
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 【明慧日本2022年4月5日】甘粛省蘭州刑務所は先日、同省臨夏回族自治州の法輪功学習者・賈春臻さん(男性)の家族に電話で「賈春臻は2022年3月18日、刑務所で死亡した」と告げた。賈さんは享年76歳。刑務所側は1年ほど前から「疫病の蔓延」との口実で、家族と賈さんの面会を許可しなかった。それで、家族は賈さんの健康状態など、把握できず、賈さんが迫害により死亡した詳細も知らされていなかった。

 臨夏回族自治州の臨夏県新集鎮梁家山村に在住の賈さんは、2020年4月、臨夏県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された賈さんは、同年12月末、秘密裏に懲役4年と罰金3000元(約5万7000円)の判決を宣告された。そして、賈さんは迫害に抗議するため、2021年の正月中に断食をした。当時、家族が賈さんと面会したとき、賈さんは聴覚を失い、目も失明状態になっていたという。

 中国共産党当局が法輪功迫害を発動した後、法輪功を学び続けていた賈さんは長期的に監視され、数回連行された。2012年6月9日、県国保の警官は賈さんを連行した。同年11月12日、賈さんは不当に裁判を開廷され、懲役5年の判決を言い渡されて甘粛省天水刑務所に拘禁された。2017年6月10日に出所して帰宅した賈さんは、その後、新集鎮派出所の警官に、長期にわたって嫌がらせをされていた。

 2019年6月21日昼、新集鎮派出所の警官3人は賈さんの家に押し入り、家宅捜索を行った。警官らは法輪功の書籍2冊、USB二つ、テープレコーダー1台、野菜の種10数袋などの私財を押収し、対聯(ついれん:門の両脇などに対句を記したもの)二つも破ってしまった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/30/440678.html)
 
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