深圳の林楽宏さん、馬彦平さんに懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2022年4月6日】深圳の法輪功学習者(以下、学習者)の林楽宏さん、馬彦平さんは、龍崗区留置場で1年以上拘禁され、2021年12月27日、林さんは塩田区裁判所に懲役3月6カ月の実刑判決を下され、馬さんは懲役3年3カ月の実刑判決を言い渡された上、2人とも罰金5000元を強請られた。2人が修煉している法輪功は中国の伝統修煉法で心身の健康によい効果をもたらす気功である。

 林樂宏さん(女性)は、1976年4月生まれで大学を卒業後、深圳市南山区住んでいる。馬彦平さん(女性)は、1988年12月生まれで、専門学校卒。戸籍は河南省許県にあり、2人は深圳市龍崗区布吉鎮大芬油絵村で一緒に住んでいた。

 2020年10月12日の夜、林さん、馬さんは大芬油絵村の住所から、竜崗公安局国保、及び布吉派出所の警官らによって連行され、家財を押収されたうえ、2人とも龍崗留置場に連行された。10月15日、警官らは再び2人が住んでいる住所に押し入り、私物の法輪功書籍、資料、パソコン、プリンター、ラミネーター、ハードディスク、USBメモリなどを押収した。11月18日、林さん、馬さんは龍崗区の検察院に逮捕状を出された。

 林さんは拘禁された後、絶食して迫害に抗議したが、留置場で強制的に灌食されたため、体の健康状況が悪くなった。2021年4月、林さんは強制的な灌食により、身体の調子が悪くなり、病院に運ばれて緊急救援を受けたが、それ以後、食べる度に物を吐き、留置場に戻っても体がずっと回復せず血圧は160/180mmHgになった。彼女は毎週一回は酸素を吸い、流動食しか食べられず、常に胸痛や、左手が痺れるなど症状が出ていた。

酷刑演示:灌食

拷問の実演、灌食の様子

 2021年8月18日の午前中、林さん、馬さんの公判は塩田区裁判所で開廷され、弁護士は無罪の弁護を行なった。

 迫害に抗議して、2021年11月18日から、林さんは絶食を始めたため、20日以上強制灌食を受け、体重が46キロまで減って、舌の動きが不自由になり、飲み込みが上手くできなかった。胸痛を常に伴い、血糖値も極めて低かった(3mmol/Lまで行かなかった)。手足が冷たく寒さに弱くなり、26度の気温なのに、冬服を着ていた。

 林さんの健康状況が悪い中、2021年12月27日、塩田区の裁判所は、林さんに対して懲役3年6カ月の実刑判決、罰金5000元を下した。馬さんも懲役3年3カ月の実刑判決、罰金5000元を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/28/440593.html)
 
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