湖南武装警察病院の元軍医・朱翠華さんに懲役3年を宣告
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 【明慧日本2022年4月11日】(湖南省=明慧記者)湖南省と長沙市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、各地区公安局は2020年10月27日と28日、インターネットと通信による長期監視と追跡に基づいて、法輪功学習者・張霊革さん、孟凱さん、徐麗華さん、李志剛さん、陳陽さん、曹志敏さん、文静さん、朱翠華さん、章芙蓉さん、劉燕萍さん、喩輝さん、夏敬沢さん達(以下、学習者)20数人を不当に連行した。

 当時、連行された学習者の多数が実刑判決を宣告され、刑務所に拘禁された。最近、湖南武装警察総合病院(366病院)の元軍医・朱翠華さんは、不当に懲役3年の実刑判決を言い渡され、年金を差し押さえられたことが分かった。

 これまで、学習者・霊革さんは2021年5月8日に懲役4年、孟凱さんは2021年9月17日に懲役3年6カ月、文静さんは2021年12月6日に懲役3年3カ月、徐麗華さんは2021年12月7日に懲役3年6カ月、李志剛さんは2021年12月21日に懲役5年3カ月、曹志方さん、楊芳さん夫妻は2021年12月24日にそれぞれ懲役3年4カ月の実刑判決を宣告された。陳陽さん、曹志敏さん夫妻は1年以上拘禁された後、2021年12月21日、瀏陽市裁判所で不当な裁判を受けたが、詳しい状況は不明である。

 連行に関わった警官は全員私服で、いかなる証明書も関連する法的手続きも提示せず、暴力的に学習者を連行し、違法な事実がないにもかかわらず、家宅捜索を行い、学習者の私有物を押収した。朱翠華さんは2020年10月28日に連行されて家宅捜索を受け、長沙市第四留置場に拘禁された。

 また、警官は学習者を自宅から連行する際に、その場にいた家族に事情を知っているかどうかを尋ねたとき「知りません」と答えたという。しかし、裁判後に学習者に下した判決文には、家族の回答が「証言」として書き込まれ、家族が「証人」となった。嘘がばれないように、裁判所は「証人」であることを理由に家族に傍聴させなかった。

 法曹部門の操作を容易にするために、事件に直接関わる関係者は、案件を長沙市の管轄から離れた瀏陽地区に引き渡した。瀏陽検察庁と瀏陽裁判所は、責任を回避するために起訴と裁判を分割して行い、事件処理者の情報を意図的に隠し、訪ねて来た家族と会わないようにしている。関係者によると、濡れ衣を着せられた学習者の資料は、裁判所に送る前にすでに「判決」が出されていたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/6/440737.html)
 
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