文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年4月13日】2021年8月下旬のある晩、家に3人の男がやってきました。その時、私はシャワーを浴びていたので、外のざわめきを聞いて、少し怖くなりました。しかし、すぐに正念を持てるようになりました。支度を済ませてリビングに入ると、3人の男はすでにソファーに腰かけ、家族はお茶まで出していました。
うち1人は態度が良く、党書記であると自己紹介し、それから、私がまだ修煉しているかどうかを尋ねました。私は「はい」と答えました。すると、年長の人が「国家が許さないことなので、やめなさい」と話し、私はすぐに「国家ではなく、一部の人間が許していないだけです」と答えました。これを聞いた彼は話をやめ、スマートフォンを取り出して写真を撮ろうとしましたが、私はすぐに「何も撮らないで下さい。写真を撮ったら、私は何も話しません」と言って相手の動きを止めました。
今日は、私が主役なので、この3人の勝手にはさせないと念を決め、口を開きました。昔、私は頚椎症や胃腸炎、関節痛など、大きな病ではないものの、何度も繰り返すため、結構苦しみました。しかし、修煉してから全て治ったのです。また、病により、性格も良くなく、常に自分のことしか考えず、必ず言い返したり、やり返したりしていましたが、今は、少なくとも何かに遭ったときは、まず相手のことを先に考えるようになりました。「それなのに、私に修煉をやめろと言うのですか? 今後また病にかかったら、あなた達が治してくれるのですか?」と聞くと、誰も答えなくなりました。また、「世界中で大法が素晴らしいと認めているのですから、これは間違いないことなのではないでしょうか? 真・善・忍は間違いなのでしょうか?」と聞き返しました。年長の人がまたあれこれ言い始めたので、私は「歴史が全てを証明してくれます」と言いました。
この過程で同修でもある家族がずっと隣で発正念してくれました。天目を通じて、邪悪があたふたと逃げ回りながら、叫んだり、消えたりしているのが見えたそうです。こちらでの表れとして、年長の人が何も言わなくなり、そして、絶えず汗を拭きながら、真っ先に帰っていきました。残りの2人も慌ててその後をついて帰ったのです。
彼らが来て1時間も経っていませんでした。全ては同修が発正念してくれたおかげです。邪悪が背後で操っていなければ、人間は非常に弱いのです。後に、内に向けて自分を探したところ、恐怖心と政府官僚に対する怨恨心が見つかりました。
我々は常に自分が修煉者であることを肝に銘じ、強い正念を発して邪悪を消去しなければなりません。師父は常に傍にいてくださっているので、何も恐れることはないのです。
ここまで書いて、ふとあの3人のことを可哀そうに思えました。大災難が訪れた時、救われない人々はあっという間に命を失ってしまうのです。