成都女子刑務所の迫害により元女性教師は重病で入院
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 【明慧日本2022年4月22日】成都市大邑(だいゆう)県の法輪功学習者・余紹萍さん(62歳女性)は警官に連行された後、陥れられた。2020年9月、大邑県裁判所は余さんに対して不当な裁判を開廷した。その後、余さんに懲役4年6カ月を宣告し、余さんを成都市竜泉駅女子刑務所に送った。余さんは現在、刑務所の迫害によって重病になって入院したが「転向」しなかったため、家族との面会を許されていない。

 大邑県北街小学校の音楽教師だった余さんは、幼いころから体が弱く、肝炎などを患っていた。幸いにも、余さんは法輪功に出会い、1996年3月から学び始めた。そのおかげで、しばらくすると余さんの病状は全部消えてしまった。

 しかし、1999年7.20から、中国共産党の江沢民グループは気が狂ったかのように法輪功迫害を開始した。そのため、余さんは同じく法輪功を学んでいる夫・王曉松さんとともに連行され、派出所や公安局、留置場、洗脳班、刑務所などに拘禁されて迫害された。夫・王さんは2回も実刑判決を言い渡され、刑務所に拘禁された。王さんは刑務所で「転向」を強いられ、殴打されて意識不明になったことがあり、心身ともにダメージを受けた。その後、洗脳班に拘禁された王さんは、高血圧症が現れ、2015年7月2日に脳血栓になって半身不随になり、自立生活ができなくなった。

 2009年3月9日夜、余さんは大邑県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官によって連行され、大邑留置場に入れられた。3月20日、余さんは新津洗脳班に移送された。2010年8月、余さんはまた、青霞留置場に移され、3年以上拘禁された。

 2012年5月、派出所の警官は余さんを派出所に連行した。派出所で警官はスタンガンの電気が切れるまで、余さんに電気ショックを与え続けた。7日間拘束された後、余さんは帰宅した。

 2013年4月26日午前、余さんは学校で仕事中、大邑県の国保と晋原派出所の警官に連行された。12日間拘束された余さんは留置場に移送された。2013年12月3日、大邑県裁判所は余さんに懲役3年の判決を言い渡した。そして、2014年2月25日、余さんは成都女子刑務所の第六監獄区に拘禁された。刑務所で余さんは猛打やスタンガンでの電気ショック、強制洗脳、薬物迫害などの拷問を受けた。

酷刑演示:用电棍电击

拷問の再現:スタンガンで電気ショックを与える

 2019年5月14日昼、晋原派出所の警官5~6人は余さんを連行した。その後、余さんは郫県留置場に送り込まれた。そして、2020年9月11日、余さんは大邑県裁判所で不当な裁判にかけられた。法廷で北京からきた弁護士は法律に基づき、余さんの無罪を主張したが、その場にいる公訴人も反論しなかった。しかしその後、余さんは懲役4年6カ月と罰金5000元(約9万9000円)の判決を下されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/15/441292.html)
 
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