湖北省荊門市の柳希華さん(80代)に判決を下す
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 【明慧日本2022年4月23日】湖北省荊門市の法輪功学習者・柳希華さん(80代)は2021年前半、人に法輪功が迫害されている事実を話したため、派出所の警官に連行され、家宅捜索された。そして、2022年4月7日、荊門市東宝区裁判所は柳さんに懲役1年と罰金6000元の判決を宣告した。一連の迫害で、強い精神的ストレスを受けた柳さんは健康状態が悪化し、全身がむくんで、高血圧になり、眩暈がして、自立生活ができなくなった。法輪功は中国の伝統修煉法で世界の人々に親しまれ、心身の健康に高い効果をもたらす気功であるが、1999年以来中国共産党により迫害されている。

 若いころ、柳さんは仕事が原因で、いろいろな職業病になって、気功も学んだが、健康状態の改善はできなかった。しかし、法輪功を学んで数カ月、柳さんの病気が消え、特に患っていた肝炎が完治した。柳さんは法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を要求し、優しい性格に変わり、家族と睦まじく暮らせるようになった。

 それから、柳さんはいつも人に「法輪功を学ばなければ、私はとっくにこの世にいなくなっています。80歳まで生きられませんよ」と話した。中国共産党当局が法輪功への残酷な迫害を行っていることを見て、柳さんは、法輪功の恩恵を忘れてはいけないと思って、自ら体験した法輪功の素晴らしさを周りの人々に伝えた。

 2021年のある日、人に法輪功迫害の事実を話した柳さんは、当局が法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。荊門龍泉派出所の警官は監視カメラで調べ、柳さんの姿を見つけたため、柳さんを連行して尋問した。警官は柳さんの家を家宅捜索し、法輪功書籍などの私物を押収した。

 その後、柳さんの案件は東宝区検察庁に渡された。検察庁はその後、同区裁判所に柳さんを起訴した。迫害によって、柳さんはかなりショックを受け、倒れてしまったという。

 数年前から、管轄区域の警官はいつも、柳さんの家に行き、嫌がらせをしたりした。そのため、柳さんの妻・李香栄さんは不安や恐怖を感じて、健康状態が急変し、2019年5月に死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/15/441290.html)
 
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