湖南省の劉雲凌さん 法輪功を学んだとして不当判決
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 【明慧日本2022年4月24日】湖南省益陽市在住の法輪功学習者・劉雲凌さん(65歳女性)は2021年5月、自宅近くのスーパーに行く途中で連行された。劉さんは法輪功を修煉したため、密かに拘禁され、その後、不当に判決を受けた。最近、劉さんが湖南省女子刑務所に連行されたことが明慧ネットで確認されたが、詳細はまだ明らかになっていない。

 法輪大法は法輪功とも呼ばれ世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。

 1996年11月に法輪功を始める前、劉さんは腎臓の病気や鼻炎など多くの病気に悩まされていた。当時、劉さんは30代だったが、まるで80代のようで、歩く気力もなく、話す気力もなく、一日中息苦しくて、もう半分しか人生が残っていないような気がしていた。劉さんは医者に行って薬を飲んでも治らないので、人生に自信が持てなくなったという。

 法輪功を学んだ後、劉さんのすべての病気は数カ月で消えた。劉さんの体はとても軽くなり、エネルギーに満ち溢れるようになった。現在65歳の劉さんは、40代のような気分である。劉さんは、健康が改善されただけでなく、気性が荒くなくなり、穏やかで思いやりのある女性になった。

 1999年11月、劉さんは法輪功を修煉する権利を訴えるために北京に向かった。劉さんは、北京の路上で警官らに呼び止められ、法輪功を誹謗中傷するように命じられた。劉さんはそれを拒否したので、警官は劉さんを連行し、海淀区留置場に連行した。そこで、劉さんは、警察が5人の学習者を殴り、衣服を剥ぎ取り、一晩中立たせているのを目撃した。数日後、劉さんは別の拘置所に移され、1カ月半拘禁された後、洗脳班へ連行された。

 2005年11月15日、劉さんは仕事中に再び連行され、益陽市洗脳班に連行された。看守は、劉さんに法輪功を中傷するビデオを見させ、法輪功を放棄する文章を書くように命じた。

 2014年5月15日午前6時、劉さんが起き上がる前に、610弁公室と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)が劉さんの自宅に押し入り、パソコン2台、プリンター2台、携帯電話3台、現金1000元以上を押収された。8カ月の拘禁の後、劉さんは懲役3年、1年の執行猶予を言い渡された。

 明慧ネットが収集した情報によると、2021年に湖南省の法輪功学習者は少なくとも29人が判決を受けた。また、181人が連行され、309人が当局から嫌がらせを受けた。迫害の結果、2人が死亡した。

 中国共産党のインターネット封鎖、家族の面会が認められていないこと、秘密裏に迫害が行われていることなどから、まだ報道されていない事実が多くある。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/5/440909.html)
 
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