【明慧日本2022年4月25日】遼寧省鳳城市の法輪功学習者・赫平さん(60代女性)は、2011年12月7日、赫さんは丹東市振安区検察庁に呼び出され、濡れ衣を着せられたあと、不当に拘禁された。このたび、家族は丹東市振安区裁判所から赫さんは懲役1年の判決を宣告されたことを知った。
2020年5月から11月にかけて、鳳城市政法委員会は、地元の法輪功学習者が法輪功迫害に関する事実について人々に話した際に、警官らに尾行しビデオ撮影をするよう命じた。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。
2020年11月、警察は鳳城で現地の修煉者を連行し、嫌がらせをするようになった。ターゲットにされた学習者の1人の赫さんは11月16日に連行された。警官らは赫さんの家を家宅捜索し、法輪功の書籍、明慧週刊、ノートパソコン、USBフラッシュドライブを押収した。翌日、赫さんは保釈された。
一年後の2021年11月9日、鳳山公安局の王浩然という警官は赫さんに電話をかけ、ちょうど赫さんの事件を検察に提出したので、翌日に振安区検察庁に出頭するようにと言った。王は、もし来なければ、赫さんを連行すると脅した。
11月11日、赫さんは家族と一緒に検察庁に行った。赫さんは、検事・叢偉と話し、法輪功を修煉することはいかなる法律も犯していないと主張した。
検事は12月3日に赫さんを呼んで、3日後にまた来るようにと言った。赫さんは行かなかったので、検事は12月6日の午後に赫さんを呼び、翌日の午前9時30分に来るように告げた。
同時に、検察庁の叢偉、公安局の王浩然などの警官と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と政法委員会の人員は赫さんの息子にも嫌がらせをし、母親が協力しなければ、職場を強制的に解雇させると脅した。
12月7日、赫さんは息子と一緒に検察庁に行ったが、連行された。検事は赫さんを起訴し、事件を振安区裁判所に移したことを告げた。
赫さんの家族は最近、赫さんが懲役1年の判決を受けたことを知ったが、赫さんの判決について、他の詳細を確認中である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)