山東省聊城市 70代の学習者に懲役3年を宣告
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 【明慧日本2022年4月25日】山東省聊城(りょうじょう)市の法輪功学習者・孫玉斌さん(74歳男性)は「真・善・忍」に基づく気功を学んだとして、2021年10月13日に連行され、半年間拘禁された後、2022年4月に、東阿県裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、罰金1万元(約19万円)を科された。コロナウイルス期間中のため、孫さんは刑務所に移送されず、まだ聊城留置場に拘禁されている。

 孫さんは外で法輪功迫害の実態が書かれたポスターを貼っていた際、中共の虚言に騙された人に通報され、駆けつけてきた警官らに連行された。当日夜、孫さんは家宅捜索を受け、法輪功の書籍、パソコンなどを押収された。

 孫さんは平区留置場に拘禁された。2022年4月初旬、東昌府区610弁公室の指示の下、東阿県裁判所は孫さんに懲役3年、罰金1万元を科した。

  山東省は、中国共産党と江沢民グループによる法輪功迫害が最も深刻な省の一つである。2021年の「ゼロ行動」において、ほぼすべての法輪功学習者も迫害の対象となり、探せる限りすべて探し出し、90歳の高齢者でさえ逃げられなかった。探し出せない学習者に対して、当局は学習者の家族や親せきに絶えず嫌がらせをし、ひいては脅迫やサインを強要した。

 明慧ネットの一部のデーターによると、2021年、山東省では計2835回の迫害事件が発生し、前年度より42%増えた。中の8人は迫害死、101人は実刑判決、964人は不当連行、412人は家宅捜索、544人は拘禁、1562人は嫌がらせ、28人は放浪生活、234人は洗脳班に拘禁、77人は裁判待ち、129人は罰金、14人は給料や年金減給などの迫害を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/15/441291.html)
 
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