【明慧日本2022年4月26日】河南省南陽市在住の法輪功学習者・梁雲英さん(75歳女性)は、2016年に不当連行され、南陽市裁判所に懲役5年の不当判決を受けた後、河南省新郷女子刑務所に拘禁された。梁さんは2021年2月17日に釈放された。
梁さんは南陽油田精製所に勤務していた。1996年に心身を鍛える気功「法輪功」を学び始める前、梁さんはB型肝炎、心臓病、胃の膨満感を患っていた。しかし、法輪功の修煉を始めてから、1カ月で症状がなくなった。
2016年2月17日、河南油田公安局「610弁公室」の張振義は、法輪功迫害の真実に関する小冊子を手にした老人を文化センターに座らせ、わなを仕掛けておいた。梁さんは文化センターで法輪功の小冊子を手にした老人が座っているのを見た。梁さんが話しかけようとすると、老人は梁さんの手を掴み、「やっと見つけたよ」と言った。梁さんの髪の一部は老人に引き剥がされ、服のボタンも2つ引き剥がされた。
傍観者の中には、この老人の行為を非難する者もいた。しかし、老人は警察に電話するのを止めなかった。
警官らはすぐに来て、梁さんを南陽拘置所に連行した。看守は梁さんを殴り、暴言を吐いた。
梁さんは2016年8月、南陽市裁判所から懲役5年の実刑判決を言い渡された。2017年6月1日、新郷女子刑務所に連行された。
刑務所では、梁さんは集中的な洗脳を受けた。トイレに行くことも許されず、4時間以上立たされたこともあったという。また、トラの椅子という拷問器具で10時間以上縛られ、1カ月間独房に監禁された。馬可という看守はスタンガンで梁さんに電気ショックを与え、梁さんの腹部にあざができた。もう1人の看守・崔瑜は、受刑者に命じて、梁さんの頭にヘルメットを被せ、両手を腰に縛り、挽いた唐辛子を顔にまぶし、3日間も続けて迫害した。