広州の張春河さん 信仰を理由にした恣意的な拘束に抗議し、断食中
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 【明慧日本2022年4月27日】広東省広州市の法輪功学習者・張春河さん(62歳女性)は、法輪功を信仰していることを理由に恣意的に拘束されたことに抗議し、2022年3月28日から断食を行っている。

 法輪大法は法輪功とも呼ばれ世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。

 広州市増城拘置所の看守は、3月28日に張さんをビデオ撮影し、指紋を採取しようとした。張さんが抵抗すると、椅子から引き離し、手錠をかけ、独房に引きずり込み、腕に怪我を負わせた。この暴力に抗議するため、張さんはその日から断食を始めた。このような無法地帯で、信教の自由を守るには、自分の命をかけるしかないと話した。

张春河女士

張春河さん

 張さんは大学卒業、中級会計士、元広州増城物協公司財務部課長兼会計士である。 1994年に法輪功を修煉し始めてから、張さんは心身に大きな変化をもたらし、真・善・忍の面で自分に厳しく、人に優しく接し、あらゆる面で人を思いやることができた。

 しかし、1999年に迫害が始まって以来、張さんは少なくとも5回連行され、数え切れないほどの嫌がらせを受けた。半年以上洗脳班に拘禁され、1年間の強制労働収容所生活を送り、3年の実刑判決に耐えた。夫はその圧力で離婚した。

 2020年10月以降、張さんは標的にされている。「ゼロ行動」(政府のブラックリストに載っているすべての法輪功学習者に信仰を放棄させる、学習者の数をゼロにすることを目的とした)で、張さんは2カ月以上洗脳された。

 張さんを「転向」させることができないので、コミュニティの職員は、張さんが法輪功を宣伝したと言って、警察に届け出をした。

 2021年4月10日午後8時、十数人の警官が張さんの家に押し入り、コロナウイルス検査のためだと言って、張さんをだましてドアを開けさせた。それ以来、張さんは増城拘置所に拘禁されている。

 増城区検察庁は2021年5月17日に張さんの連行を認め、8月上旬に海珠区検察庁に事件を移した。

 張さんは11月19日に海珠区裁判所で裁判を受けた。張さんは、法輪功を修煉することはいかなる法律にも違反せず、張さんがどのようにして誰かを傷つけたかは誰も示していないと主張した。また、押収された法輪功の物品は張さんの私物である、このいわゆるこの案件とは関係ないと主張した。裁判長は陳文玲で、裁判官・賈存錦と衣海君は補佐をした。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/8/441051.html)
 
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