文／中国の大法弟子
【明慧日本2022年5月3日】法輪功は普通の気功ではなく、人々を救うための佛法です。中国共産党は（以下、中共）虚偽、悪、闘争を追求し、普遍的な価値を持つ「真・善・忍」を許さないのです。
法輪功（法輪大法ともいう）を迫害するために、中共は全国のメディアを利用して法輪功を誹謗中傷しています。多くの人が中共の嘘に毒されています。人の心に善の思いが生じると、世間はそれを知り、佛法に向かって良い思いが生じた時だけ、佛法の奇跡が現れるのです。ここでは二つの物語を紹介します。
一、年配者「法輪功は本物の佛法だ」
若い法輪功学習者のAさんが、街で見知らぬ人に話しかけて「中共の組織から脱退する手伝いをします」と伝えていた時、ある1人の年配者がAさんに近づき、「あなた達は私を騙して、私に『お守り』（中国の同修の間ではお守りと呼ばれているカード）を渡しました。それは白紙でしたよ！」と言いました。
またその年配者は続けてこう言いました。「ある法輪大法修煉者から、災害に直面したときに安全を守れるように、私に共産党とその青年組織を辞めたほうがいいと説明されました。そして、私は『お守り』をもらいました。私はとても喜んで、道すがら歌を歌いながら歩いて帰りました。家に着くとすぐに妻に見せようと思ってお守りを取り出しましたが、それは何も書かれていない一枚の白い紙でしたよ」
Aさんはこう聞きました。「おじさん、歩いて帰るとき、どんな歌を歌っていたのですか？」
年配者は、「中共が良いという歌を歌いました」と答えました。
「あなたは共産党の組織を辞めることを選び、そして党が良いという歌を歌いました。本当に党をやめる気があったのですか？」とAさんは尋ねました。
年配者は、自分が間違っていると分かると、「本当に私は党をやめたいのです！」と言いました。Aさんは年配者に、お守りを皆に見せるように言いました。年配者は皆の前で、ポケットからお守りのカードを取り出しました。それは蓮の花と、心からの九文字の「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれた鮮やかでカラフルなお守りであることに、年配者はとても驚いたのでした。
Aさんは年配者に、「法輪大法に対しての正しい思いと、真に心から共産党の組織から脱退することを胸に秘めれば、佛法は奇跡を見せます」とはっきりと伝えました。
その様子を見ていた一人が、年配者に「おじさん、もう一度悪党の歌を歌ったら、お守りは白紙になるかどうか、試してみましょうよ」と冗談を言いました。すると年配者は「法輪功は本当に佛法なので、敢えてすることはないですね」と答えました。
二、「誰かが私の年金から党費を差し引いたら、差し引いた人から取り返すつもりです」
それは、10年以上前の出来事です。今でも忘れられない、張蘭さんと経理主任の決意のこもった選択でした。
その時、張蘭さんは課長でしたが10年前に定年退職しました。
張さんは後任者に仕事の引き継ぎをし、年金の支払いを手配している時、経理部に「私の年金から党費を差し引かないように」と言いました。
経理主任はためらいながら、「あなたは党員なのだから、党費を払わないとまずいのではありませんか？」と言いました。
張さんはこう答えました。「私は共産党をやめました。年金は、基本的な生活を送るだけの金額です。誰かが私の年金から党費を差し引いたら、差し引いた人から取り返すつもりです」
中共書記は、経理部が張さんの年金から党費を控除していないことに気づいたのです。経理部は経理主任に、「あなたは張蘭さんの党費を差し引くのを忘れています！」と言いました。私もたまたまその場に居合わせていました。しかし、経理主任は、「私は張さんの党費を控除し忘れたのではありません！ 張さんは、『誰かが自分の年金から党費を差し引いたら、差し引いた人から取り返すつもりです』と言ってましたよ」と言ったのです。
張さんはすでに定年退職していたので、党書記は張さんに何もできないのです。
張さんは10年以上、これまで一銭も党費を払っていなかったのです。
ところで経理主任も、毎年数千元の党費を払わなければならず、本当に不満に感じていたのです。そのため経理主任も張さんの行動に影響を受け決心したのです！ 経理主任の妻は仕事がなく、2人の子供も小さく、生活の負担が大きく、党費を払えないという理由で、「脱退願」を書いたのです！ それが承認され、経理主任はとても喜びました！
私が経理主任に、共産党の組織から脱退する話をすると、「私は職場ですでに共産党を脱退する手続きをしました！」と言ったのです。
