米国国際宗教自由委員会の報告 法輪功迫害に引き続き注意を払う
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明慧日本2022年5月6日】米国国際宗教自由委員会(USCIRF)は4月25日、2022年度の世界の宗教自由のレポートを発表した。報告書では「中国の宗教信仰自由の状況は引き続き悪化し続けており、中国共産党(以下、中共)は今なお法輪功を迫害しており、昨年、少なくとも101人の法輪功学習者(以下、学習者)が中共によって迫害され、死亡した」と述べた。

图:美国国际宗教自由委员会(USCIRF)召开新闻发布会,公布国际宗教自由报告。

米国国際宗教自由委員会の記者会見の様子

 報告書によると「中共は長期にわたり宗教信仰の自由を抑圧し、近年宗教の信念に対してますます敵対視している」と述べた。

 中国は佛教、キリスト教、道教などを承認したが、中共は宗教団体に対し中共の統治を支持し、中共のイデオロギーと政策に準拠するように教えを変えることを求めています。

 中共と対立する既に登録し、或は未登録の宗教団体および個人は嫌がらせを受け、拘留、逮捕、監禁及びその他の虐待に直面している。法輪功などの信仰団体は中国での迫害に対して特に脆弱である。

 中国当局は引き続き宗教信仰を迫害していると述べており、法輪功の明慧ネットの報道によると、中共当局は2021年に数千人の学習者に嫌がらせをし、逮捕し、892人に懲役刑を下したと報じた。少なくとも101人の学習者が中共に迫害されて死亡した。

 2021年5月、米国国務院は、学習者を迫害し関与した中共の官吏である余輝実に対してビザの制裁を科すことを発表した。

 現在、中共によって迫害された208人の学習者が、彼らの宗教又は米国国際宗教自由委員会の信念によって迫害された人の名簿に記録されている。

 米国国際宗教自由委員会の副主席ヌリー・ターケル氏は、当日の記者会見で「中国の学習者は迫害に対して最も脆弱な団体の1つであると述べ、中共は信仰自由に対する脅威です」と語った。

 ヌリー・ターケル氏は「私たちは、学習者の迫害を長年にわたって追跡し報告してきました。私達は学習者が苦しんでいる臓器摘出の問題を懸念しています。学習者とも連絡をとり、このことに引き続き注意を払います」と言った。

 米国連邦の上院議員マルコ・ルビオ氏はビデオ声明の中で「昨年、世界中の人々が信仰のために嫌がらせ、拘禁、拷問、さらには殺害され続け、私達は宗教的信念の迫害の責任ある実行者を選び出します。特に中共です」と言った。

 米国国際宗教自由委員会は米国政府が中国を「宗教の自由の体系的かつ継続的な重大な違反」のために、国際宗教自由法(IRFA)に基づく「特別な懸念のある国」として再指定することを勧告した。

 委員会は「宗教の自由の重大な違反について、中共統一戦線工作部、国家宗教事務局と公安部の官吏に対して、財務的及びビザの制裁を実施する」と提案した。

 委員会はまた「国際社会と協力して、中国全土での深刻な人権侵害を調査及び文章化するための、国連調査委員会の設立を含む、中共の宗教の自由の重大な違反を共同で追求する」と提案した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/27/441793.html)
 
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