文/中国雲南省の大法弟子
【明慧日本2022年5月7日】私には J さんいう友達がいます、もともと父の自慢の生徒です。J さんは名門校の卒業生であり、才能がある人です。父は1997年に法輪功(中国伝統の気功)を修煉してから、まず、J さんに大法の修煉を紹介して、修煉するよう望んでいましたが、まだ縁がないのか、J さんは大法とすれ違いました。
その後、J さんは常人社会に深く惑わされましたが、孤高を標榜し、今の汚れた世間を嫌がっていました。特に J さんは学生時代から中国共産党に反感を持ち、いわゆる「反共産党言論」で学校から何度も処罰され、退学になりかけたこともありました。ですから、彼は中国共産党にずっと好感を持っていませんでした。厭世感情があるため、毎日タバコをたくさん吸い、酒におぼれ、よく酔っ払っていました。長い間酒を飲んでいたので、肝臓をやられてしまいました。
今年の初め、J さんから電話がありました。私は、彼に会いに行くと、法輪功を教えてほしいと言って来ました。それで、私は母と一緒に彼の家に行きました。大きな一軒家の中には何の家具もなく、しかも散らかっていて、全く家とは言えませんでした。
J さんは人生に対して絶望を感じていたため、かつて家の中のものをすべて近くの農民にあげました。最初は出家して修行しようと考えましたが、今の寺はまったく修行の場ではなく、世間の人々の楽しむ場所、和尚が金を稼ぐ場所になっていると感じ、お寺に行くことを断念しました。そこで、彼は道教の寺院に行って道士になりました。しかし、しばらくして彼は道教の寺院はお寺と同じように、汚くて、理想の修行の場所ではないと感じ、3カ月後、還俗しました。
「私は仏教、道教、儒教などいろいろな本を読みましたが、結局よく考えてみると、やはり法輪功が真・善・忍を修煉するのに正しい道だと思い、法輪功を修めることにしました」と J さんは語りました。
数日の間に、私は彼に法輪功を詳しく紹介し、法輪功を修煉する最も主要なのは真・善・忍の基準に基づいて心を修めることだと説明し、五式の功法も教えました。
数日後、彼から電話が来ました。ある朝、J さんは目が覚めたので、早起きして煉功しはじめましたが、私が教えた動作を忘れてしまいました。そこで、『大円満法』という本の中で師父が教えておられる動きの画像を見ていると、師父が足を組まれている法像の手が動ていることに気づきました。最初は自分の目がかすんでいると思って、目をこすった後よく見ると、師父の手は依然として動いていて、注意して見ると、師父が動作を教えてくださっているのだと分かったそうです。そこで、J さんは師父の動きについて動作を行っていくと、すぐに第五功法の『神通加持法』の動作を身につけました。
現在、J さんは法輪大法を修煉する信念をさらに固め、大法師父の『轉法輪』を毛筆で写し始め、大法の要求に従って「法を学び心を修め」[1]、真の修煉者になることを誓いました。
注:
[1]李洪志師父の著作:『精進要旨』「修煉とは何か」