瀋陽市の70代の劉清飛さん 拘禁中に迫害死
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 【明慧日本2022年5月7日】瀋陽市遼中区の法輪功学習者・劉清飛さん(74歳男性)は現地の留置場に拘禁中、4月24日に迫害されて死亡した。家族は「遺体を見に行ってください」という知らせを受けた。

 家族は病院へ駆けつけた。劉さんの目も口もまだ開いており、目線も明晰で、体温もあり、死亡した様子ではなかった。家族は「まだ生きているのに、なぜ応急処置をとらないのか?」と詰問して、強く求めた後、当局の関係者らはやっと応急処置を取った。しかし成功せず、劉さんは死亡した。

 法輪功は、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 遼中区に住んでいた劉さんは2021年8月28日午前、劉さんと同じ村の退職した元公安警官が現地派出所の警官数人を率いて、「ワクチン接種」を口実に劉さんの家に押し入り、何の許可書も見せず、ヤクザのように捜索し、家の中をめちゃくちゃにした。プリンタ、パソコン、法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、現金などの個人財産を押収した。劉さんも派出所まで連行された。その過程で、劉さんはずっと警官らに法輪功について説明していた。

 翌日午後5時ごろ、劉さんは遼中区公安局事件応対センターで国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、公安局内に設置)の副隊長2人に尋問され、拷問された。

 昨年9月10日、劉さんは不当に逮捕状を発布された。11月9日、書類が検察庁に送られ、12月3日、書類が裁判所に提出され、裁判に直面した。

 今年4月24日午後8時過ぎ、家族は留置場から、「劉清飛さんは突然発病して、緊急措置をとったが、残念ながら死亡した。病院へ遺体を見に行ってください」との知らせを受けた。

 家族の詰問で、留置場の関係者はやっと詳細を告知した。「劉清飛さんは午後6時39分に発病し、救急車を呼ぶと20分後に到着した。病院側は緊急措置を取ったが、1時間後の7時8分に死亡した」と語った。しかし、家族が知らせを受けたのは8時25分だった。

 留置場のこれらの行動から見れば、多くの疑問点がある。家族は劉さんの遺体を火葬場の冷蔵庫に保存しており、留置場側に責任追及する予定だという。

 明慧ネットの報道によると、2021年、瀋陽市では計6人の法輪功学習者は迫害されて死亡し、15人は実刑判決を受け、62人が連行され、70人以上が嫌がらせを受け、7人が年金を停止され、13人が刑務所で拘禁されていたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/4/442067.html)
 
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