法を暗記し、うちに向けて自分を探し、衆生を救う
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 文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2022年5月14日】過去20カ月の修煉の中で、法を暗記することに力を入れることで、うちに向けて自分を探すようになり、心性も明らかに向上しています。そして、慈悲深い師父は常に私を見守ってくださっています。

 法を暗記し、うちに向けて自分を探す

 私個人の学法方法は主に法を暗記することです。最初は暗記するために暗記していましたが、同修たちの交流文章を読んで、心を静めて繰り返して何度も読み返し、覚えていても、次回また最初から暗記していきます。すると、法の威力が現れ、これまでの執着心も見えるようになりました。また、同修の言葉の中に含まれた執着もわかるようになったので、自分の言動と照らし合わせながら、うちに向けて自分を探していくのです。

 法を暗記することで主意識と正念がどんどん強まっていきます。例えば、煉功中に集中できない時は、師父の説法が浮かび上がるのです。「煉功するには、徳を重んじなければなりません。良いことを考えることができないにしても、悪いことは考えてはなりません。いちばん良いのは、何も考えないことです。というのは、低次元で煉功する時、基礎作りをしなければなりませんが、人間の意識活動が一定の役割を果たしているから、この基礎はきわめて重要な役割を担います」 [1]と師父は説かれました。

 発正念中に集中できない時も「われわれがここで言う主元神は、ほかでもない自分の思惟のことです。自分が何を考えているのか、何をしているのか自分で分かっていなければならないのです。それがあなたの本当の自分自身なのです」 [1]と師父の説法を思い出すことができ、集中できるようになります。何をするにしても、すぐに師父の説法を思い出し、法の中で修められるのです。

 仕事中に執着心を取り除く

 「三つのこと」をしっかり行いたいので、半日間の家政婦の仕事を選びました。ある自営業の家で仕事をしていますが、その家の奥さんは何事においても、たとえ些細なことであっても完璧さを追求しています。

 初めの頃は、心性を修めることに重点をおいていなかったので、まじめに仕事を行えば良いと思っていました。すると奥さんにやり直しさせられたり、怒鳴られたりしました。

 何度もこのような態度をされてきたので、そのうち怨恨心が生じ、仕事もいい加減になってきたのです。ある日、あまりにもイライラしてきたので、辞めることを持ち出しました。仕事を辞めて家に帰り、学法し始めました。法を勉強していくうちにだんだんと自分の非に気づき、そして、トラブルに遭った時、全くうちに向けて自分を探していないことにも気づきました。いい加減な態度や他人に言われたくない心、怨恨心、嫉妬心、恐怖心など、様々な執着心が見つかったので、発正念をして取り除くことに力を入れました。その後、その奥さんに電話して謝りました。自分の問題に気づき、執着心を取り除いたので、相手の奥さんの口調も良くなりました。

 仕事が見つからず、1カ月半ほど家にいましたが、その奥さんに電話した翌日、彼女からまた仕事を頼めないかと電話をもらいました。今度は法理で自分を厳しく律し「早く出勤し遅く退勤するようになり、コツコツと働き、上司から与えられた仕事は何でも文句無しに受け入れ、利益をめぐって争うこともなくなりました」 [1]という師父の説法を常に肝に銘じ、真剣に仕事をするようになりました。給料日に、その奥さんは少し多めにくれましたが、その分は返しました。また、何かがなくなった時や、何かが見つからなかった時に、自分のせいにされても動揺しなくなったので、だんだんと文句を言われることもなくなりました。まさに「修は己にありて、功は師にあり」 [1]です!

 衆生を救う道には常に師父のご加護あり

 2021年のある日、三輪バイクを運転して、資料を配りに農村に向かいました。曲がり角で突如トラックが現れたので、避けようとしたところ車輪が石の上に乗っかり、バランスを崩してそのまま転倒してしまったのです。突然の出来事だったので、反応できず、そのまま呆然と座り込んでいた時、なんと、三輪バイクが自らゆっくりと起き上がったのです! 当時、その道には自分しかいませんでした。少ししてようやく我に返ると、師父が助けてくださったのだと悟りました。私もバイクも何ともなかったので、そのまま運転して衆生を救いに行きました。本当に師父に感謝いたします。

 またある日、武漢市でコロナウイルスが蔓延する前のことでした。心性に漏れがあったので、邪悪に隙に乗じられて一時、足に激痛が走りました。資料を配りに出かけたかったので、痛みを我慢して階段を降りていきました。すると、1歩1歩歩くたびに足から何かが落ちていったのを感じ、痛みも少しずつ引いていったのです。

 衆生を救う心を持ち、衆生済度を行えば、師父は何でも助けてくださいます。師父は常に私たち弟子を見守ってくださっているのです!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/16/432586.html)
 
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