人々の安否を念頭に置く (二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年5月18日】(前文に続く)

 三、「心からの九文字」のディスクのペンダントが住宅街で輝く

 コロナで町がロックダウンされ、外出することは許されないし、人々は外出するのも恐れています。明日、町の大通りに並んで、PCR検査を受けるよう住民に通知が来ました。「良かった! 人々に大法の真相資料を配ることができるようになった!」と嬉しく思いました。私は自分のことより、人々がいかに救われるかを考えていました。私は『あなたの安全を祈る』と『明慧が伝える真実』のそれぞれ40冊を持って外に行き人に配りました。そして、ディスクで作った「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれたペンダントを住宅街の木々にたくさん吊るしました。

 ペンダントを吊るす時、その中の1つはうまくできず、文字が逆さまになってしまいました。何度も直しましたが上手く出来ませんでした。私は心から師父に助けをお願いしました。翌朝、見に行くと、正常な向きになっていました! それを見て、私はすぐに両手を合わせて師父に感謝しました。

 その日は風も強く、とても寒い日でした。寒さを忍んで歩く人々の目の前に、ぶら下がっていたディスクで作った「心からの九文字」のペンダントは、風の中でキラキラと輝いていました。その光景を見て、私は「見た人誰もが善の心が生じ、みな救われるように」と祈り、師父の済度に感謝しました。

 旧暦の大晦日、通行パスがあれば買い物が許されました。私は「心からの九文字は危難を逃れる」と書かれたステッカーを作り、買い物のチャンスを利用して、それを近くのマンションの入口など、80箇所以上貼っておきました。人々が救われると思うと、少し安心しました。

 四、虚像に左右されず、より多くの人々を救うために真相資料をポスティング

 2021年、旧正月が過ぎると、通行パスを持って外出することができました。しかし、感染を恐れ、街にはまだ人があまりいませんでした。これは大量に真相資料をポスティングする絶好のチャンスです。しかし、私は足が痛くて、階段を上る時には片手で手すりを掴み、もう片手で壁を押しながら、階段を一段ずつ後ろ向きにジャンプするようにして上るしかできませんでした。私の様子を見て、同修が「資料を少なめにしましょう」と心配してくれましたが、私は「それはいけません。時間は人を待ってくれないから!」と断りました。私は学法を強化し、毎日法を暗唱するとともに、発正念を重視し、普段より煉功の時間を延ばしました。私は厳しく自分を律し、足の痛みを虚像としてみて、それに左右されませんでした。私は地元の人々に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱え、そして中共の各組織から脱退することは、疫病から逃れられることを早く伝えなければならないと思い、彼らに希望を与え、彼らが救われることを願いました。

   ロックダウンは1カ月以上経って、相次いで解除されました。仕事をする人や出かける人が徐々に多くなりましたが、私の足の痛みはなかなか治らず、いつもジャンプするように階段を上っていました。このような状態で真相資料を配ると、人に見られた時には理解されないと思い、心の中で師父に助けをお願いしました。しばらくすると、なんと普通に階段を上れるようになりました! 私は地域の2000以上の家庭に法輪大法の真実を伝える資料をポスティングしました。大法の佛光に照らされ、この地域では感染者や隔離された人が出たものの、死者は出ませんでした。

 ある日、資料を配って帰る途中、1人の年配の男性に会い、私は「こんにちは、お元気ですか?」とあいさつしました。男性は「まあまあです」と返事をして、私が「健康は何よりも大切なものです。いくらお金があっても、高い官職に就いても、健康な体がなければ何にもなりません! そうではありませんか?」と言うと、「その通りです!」と年配者は共感を示しました。続いて私は「実は、26年前、私はがんを患い、生きる希望が見えず、死を待つしかありませんでした。幸い、その時、私は法輪功に出会い、修煉を始めてから薬を飲んだことも、注射をしたこともなく、すべての病気がよくなりました」と言いました。それを聞いて、男性は不思議に思い「それはとても幸運なことでしたね! 20数年も修煉されましたか? お歳は? 」と聞き、私は「もうすぐ70歳になります」と言いました。「本当ですか? とても元気そうで、その年には見えませんよ!」と言ってくれました。そこで私は「あなたは幹部に見えますが、共産党の党員ですか?」と尋ねました。相手が認めると、私は現在のコロナからはじめ、なぜ中共を脱退する必要があるのか、そして、法輪功とは何か、法輪功迫害の実態などを伝えました。男性は「実は、私は他の地域に住んでいて、少し前にここに来ました。地元でもこのような話を聞いたことがありましたが、私は脱退しませんでした」と言いました。私は彼に「今日はとてもいいご縁ですね。心からあなたの無事と健康をお祈りします。あなた自身のためにも脱退した方がいいです!」と促しました。男性は躊躇なく「脱退します! ありがとうございます!」と言いました。

 私は住んでいる地域で真相資料をほとんど配った後、周辺地域に行って配りました。高層マンションの住民が真相資料を得る機会は少ないと思い、彼らを救うことを決めました。私は監視カメラを避けるために、10階も20階もある階段を上ってポスティングしました。

 ある住宅団地に15階建ての高層マンションが6棟ありました。5棟のポスティングは順調に終わりましたが、残りの1棟だけがいつも鍵がかかっていて、入ることができませんでした。あちこちに監視カメラが設置されている中、何度も試みましたができませんでした。ある日の朝、私は発正念をした後、師父の写真に線香を立てて、「師父、マンションの人々が救われるように、ドアを開けてください!」とお願いしました。私は発正念をしながら再びそのマンションに向かって出発しました。

 着いた後、私は何も考えずにマンションのドアを引き、最初は全く動きませんでしたが、力を入れてもう一度引くと、ドアが開きました! 「師父、ありがとうございます!」私は感謝しながら、下から上へと順番にポスティングしました。15階まで全部終わった後、階段から下りる時全身が軽く感じました。

 私はただ人々を救う願望を持ち、自分の行うべきことを行っただけで、師父は私を守ってくださり、私の足も治りました。それ以降、以前に開かなかったマンションやアパートのドアが開けられるようになり、より多くの人々を救うことができました。

 個人的な体験に過ぎず、不適切なところがあれば、ご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/7/439226.html)
 
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