法をしっかり学ぶ重要性を体得した
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年5月21日】私は、実は落ちこぼれの学習者です。1999年に法を得てから三か月ほど経ったころ、中国共産党による法輪功への邪悪な迫害に遭遇したのです。大法への理解が足りなかった為、修煉をやめてしまいました。 2005年になってから、私は同修の励ましにより、目覚め、幸運にも大法の修煉に戻ることができたのです。

 また、私の悟性は低く、修練において煉功だけに励み、法を学ぶことを重んじなかったので、三つのことをしっかり行っていませんでした。 私はいつも「真相をどう伝えたら良いのかわかりません」と言って、真相を伝えることをしていませんでした。 発正念を重視せず、煉功していても入静まで至る事がなく、良い人に成ればそれでいいという状態にとどまっていたのです。

 私は体調不良により病業の関をいつまでも越えられませんでした。 2014年7月、私は法を暗記することを決意しました。 1日1ページだけ暗記することを自分に課し、毎日必ずそれより多く暗記することを心掛けました。 小さな段落をひとつまたひとつ何十回も読んでから暗記し、読み上げた後、何度も暗唱して慣らし、そしてその日に暗記したすべての段落を繋げて暗唱するのです。 普通は前のページも一緒に覚えるので、10ページから20ページまで、何度も暗記することになります。 その頃、私の頭の中はほとんど法のこと、本を読み、暗記することでいっぱいでした。 このように法を暗記して、法理を考えながら、法に照らし、自分の言動を修め、改めながら学んで行きました。また、法を用いて自分の考えに照らし合わせて、修め、法に沿っていないものをできる限り、抑えました。

 知らず知らずのうちに体が回復し、頭の中の雑念も少なくなり、顕示心、闘争心、嫉妬心などが、法を暗記する過程で少しずつ削られ、弱まっていくのがわかりました。 心性が向上し、煉功するときにもほぼ入静できるようになりました。

 だんだん、それまでの数年間、自分はまったく修めていなかったこと、修煉の仕方がわからなかったこと、修煉することで何の目標を達成できるのかについて、考えていなかったことに気づきました。 現在、自分のこの状態こそ本当の修煉だとわかりました。

 法を暗記する中で、一つまた一つと法理を知るたびに、身体が震えました。初めて『転法輪』を暗記し終えたとき、私は無神論に支配された考えから脱却し、修煉こそが佛を修めることだと確信したのです。 師父が私たちの天目を開いてくださることは、神の目を与え、法輪や多くの機器を与えて下さることで、神の体に演化するのです。法を教えてくださることは、常人の考えを取り除き、神の考えを入れることです。このすべてを師父は私たちのためにしてくださいました。 私たちがすべきことは、ただ法の要求に従い、人間のあらゆるよくない心を修めることであり、そうすれば神の道を歩むことになるのです。

 昔、佛、道、神は、自分の中では空白で、遥か離れた存在であるものだと感じていましたが、しかし今は身近な存在になりました。 そればかりか、なぜ今まで法を学ぶことに目を向けなかったのかと、心の中で焦り始めました。師父がはっきりと仰ったことに対し、覚えていないのは何故でしょうか。 さっそく法を真剣に暗記しなければならないと思いました。 同時に、師父の世界各地での説法を一つ一つじっくりと読んで、自分の中でさらに法への理解を深めました。

 師父が私たちに与えてくださったもの、私たちの修煉の過程の中、ずっと見守ってくださっているのだとを悟ったとき、私は再び目を潤ませ、再び正念を固めました。 師父があまりにも多くのことをしてくださったので、師父への感謝の気持ちを抑えきれず、 人に会えば、大法の素晴らしさ、大法がいかに無実の罪を着せられたかを話しています。 私の正念がますます強くなり、もう、真相を伝えることは出来ないとは言いません。

 自分はこれから精進しようと思いました。さらに精進しなければなりません。修煉のためにもうこれ以上貴重な時間を無駄にするわけにはいかないからです。 現在、私は毎朝4時半に起きて煉功し、6時には正念を発した後、法を読み、暗記するようにしています。 現在、『転法輪』の暗記は4回目まで来ており、同修の皆さんが真相を伝えることを行っている歩調に追いついているつもりです。自分の周りにいるほとんどの人々に真相を伝え、三退を勧めました。 今、私は知恵を絞って真実のことを伝え、毎日4回の発正念を続けています。 自分の修煉は不十分であることを知っており、修煉の道を駆け足で走っているのです。

 修煉の道で、師父はよく夢の中で励ましてくださいます。師父に感謝の気持ちでいっぱいです。

 ある日、自分の修煉体験をどう書くかについて同修と話していたのですが、結局、二人とも書き方がわからない、うまく書けないと言う結末に辿り、諦めようとしました。 夜、また私は夢を見たのですが、夢の中で自分は本を読んでいて、本の右下の最後の行を見たとき、本の角が少し折れたようになっていたので読みづらく、手で丁寧に直してみると「歴史を前に押し進めているのは、あなたたちではないですか?」と書かれていました。 これはまた慈悲深い師父の励ましだと思いましたので「師父の言葉によく耳を傾け、さらに法を多く学ぶことが修煉の一番の近道だ」と言う修煉体験を必ず丁寧に書き終えなければならないことと悟りました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/16/441258.html)
 
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