同修が病業の関を乗り越えるのを助けたことでの悟り(1)
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文/中国の大法弟子

明慧ネット20225月22日】いつも明慧ネットで、同修が「病業の関」を乗り越えるのを助ける交流文章を読んでいます。同修はみんな熱心に発正念を手伝ったり、一緒に交流して内に向けて探したり、法の上で一緒に高め合い、同修が早く関を乗り越えることを望んでいますが、理想通りにはいきません。特にこの1、2年の間、病業の仮相が現れている同修は増える一方です。ひいては多くの修煉が比較的良くできている同修さえも病業によって生命を奪われています。それは、真相伝えや世の人を救い済度することに極めて大きな損失となっています。そこで私が行った、同修の関を乗り越えるのを助けたやり方を皆さんと交流したいと思います。以下のいくつかの典型的な例を挙げて、切磋琢磨できれば良いと思います。

 一、半年間不随だった身体が、3日間で道を歩けるようになる

 2004年初夏のある日、私は定期市場(以下、市場)に真相を伝えに行き、そこで郷里のA同修に会いました。長い間会っていなかったので、私は「私達の村の同修は皆元気ですか? 皆はまだ修煉していますか?」と彼女に聞くと、彼女は「7.20の後、何十人もいた大法修煉者のほとんどが修煉しなくなり、引っ越しする者もいれば、この世を去った者もいます。現在、残っているのは私と明さん(女性、仮名)の2人だけです。しかし、修煉してるようで修煉していなかったのか、明さんは半身不随で寝たきり状態になってから半年になります。生活はすべて彼女の夫に頼って、身の回りの世話をしてもらっています。私はいつも彼女の家に行って学法しています」。私は「聞いていると本当に焦ってきました。明さんを私の家に連れて帰ることに決めました。私は、彼女が病業の関を乗り越えられるよう助けたいと思います」と言いました。

 2日目に、私はすぐに村にある明さんの家に行きました。彼女と彼女の夫に来意を説明すると、彼女の夫は明さんを我が家に連れて行くことに同意してくれました。さらに彼の義理の息子に車で私の家まで送るように頼んでくれて、私の家に着くと義理の息子は明さんを背負って階段を上り、ベッドに明さんを寝かせてから帰って行きました。 

 午後、明さんと同修達は一緒に学法し、交流し、発正念しました。(我が家に20人以上の人が学法に来ています)学法が終わって、古い学習者の1人が明さんに付き添うため帰らずに残りました。なぜならその日私は夜勤があったからです。この時、明さんはトイレに行きたがっており、古い学習者におんぶをしてもらおうとしていました。私は、「彼女をおんぶしてはいけません。彼女には自分でトイレに行ってもらってください」と言いました。すると明さんは「私は歩けないのよ!」と言いました。私は「誰が歩けないんですか? あなたは大法弟子でしょ?」と言うと、彼女は「そうです!」と答えました。すぐに私は「大法弟子に歩けないことがありますか? 誰かがあなたを歩かせないのなら、あなたはあくまでも歩いてください。歩かせないようにしている何かが決めるのではなく、あなたは自分の身体さえ自分でコントロールできないのですか? あなたがベッドから下りて歩こうとするなら、師父はあなたを助けてくれるはずです」と言いました。

 それから明さんは、ベッドから下りて少しずつソファと壁を支えにして、トイレまで歩いて行きました。(洗面所まではほんの3~4メートル)ですが、ベッドに戻って来るまでに30分以上かかりました。私は夜勤に行く直前に、また古い学習者にくれぐれも言い聞かせました。「夜、明さんがまたトイレに行く時、あなたは絶対に彼女をおんぶして連れて行かないでください。例えどんなにトイレに行くのに時間がかかったとしても、彼女の世話をする必要はありません。彼女を病人扱いしないでくださいね。彼女の代わりに発正念で加持してください。そうすることで、本当に旧勢力の彼女への迫害を否定することができるのです」と言いました。

 次の日、私は仕事から帰って家でご飯を食べる時、明さんは「箸を持つことができません、レンゲしか使えません」と言いました。私はわざと「私の家にはレンゲはありません、箸しかありません」と言いました。すると明さんは「私はご飯を食べることができません、お粥をすすることしかできません」と言いました。私は「あなたは家にいて、お粥をすすっていればお腹がすくことはないけれど、私はまだ仕事に行かなければならないのよ。お粥をすするだけで済みますか? それに大法弟子に食べてはいけない物がありますか? そんなことがどこにありますか? 今日のお昼は、あなたがご飯を作らなくてはいけません。私は仕事を終えてから戻って来てご飯を食べるので、それまでに白米でご飯を炊いて、インゲン豆を煮ておいてくださいね。時間を無駄にしないで、午後はみんなが学法に来ることになっていますから」と言いました。彼女は私を見つめ、成す術がなく黙っていましたので、私は出かけて行きました。

 私が昼に戻って来ると、出来上がったご飯やおかずがテーブルの上に置いてありました。ご飯を食べ終えた後、食器を片付けました。彼女がどうやって食事を作ったのかは聞きませんでした。私は、「今後、私が仕事に出かける時は、いつもあなたがご飯を作ってください。私は昼ご飯までに帰ってきます。午後は、みんなで一緒に学法をしましょう」と言いました。4日目に明さんはベッドの上で両足を組んで学法し、煉功3時間半やり、ベッドから下りて、トイレに行きました。不思議なことに歩けるようになったのです。壁やソファの支えも必要なくなりました。明さんは嬉しさのあまり私に抱き付いて大泣きし、「あなたに感謝します」と心を込めて言いました。私は「私に感謝するのではなく、師父に感謝してください」と言いました。彼女は「そうですね、師父ありがとうございます」と言って、彼女は師父の法像の前で三度深々とお辞儀をしました。その後、私は彼女にあと3日間家に泊まってもらい、7日目に自分の家に帰って行きました。

 二、脳血栓の仮相が現れ、4日目に市場で真相を伝える

 20206月、ある日の夕食後、同修の華さん(仮名)のご主人(まだ法輪功を修煉していない)は私を訪ねて来て、「華は家で2日間横になったままで、左半身の手足が動かなくなりました。脳血栓のような症状が現れたので病院に連れて行こうとしましたが、どうしても病気ではないと言って行かないんです。さらに私にあなたのところへ行くように言いました。すぐに彼女のところへ行って医者に行くよう勧めてもらえませんか」と言いました。私は着替えるとすぐ彼女の家に行きました。

 彼女の家に行って見ると、華さんはベッドに横たわっていて、眉に皺を寄せて辛そうでした。私は、「あなたは本当にすごいですね。こんなに熱があって、飲まず食わずで、(医者にも行かず)こんなふうに横になっていて」。華さんは弱々しい声で私に言いました。「起きられないのです。目を開けると眩暈がするので、気持ちが悪くて吐きそうです」と言いました。私は彼女の夫に配慮しながら、「大丈夫かどうか、よく考えてみてください。あなたは病院へ行った方が良いなら行くべきです。家族を心配させてはいけません」と言いました。華さんは「私は病院へは行きません。私は病気ではなく、ただ心性が落ちてしまっただけです」と言いました。私は「あなたが病気ではないと言うのなら、まだ横になっているのは何かの病気のふりをしているのですか? 起きなさい!」と言うと、華さんは本当に起き上がって座り始めました。私達は6時の発正念を1時間やり終えた後、私は彼女と交流しました。明慧ネットの交流文章の中に同修が自分で「病業」の関を乗り越える例があり、いかに内に向けて探すかについて書かれています。

 この時、私の頭によぎった言葉は「煉功は最も病に効果があります」でした。私は、「煉功しましょう」と言いました。

 華さんはベッドから下りて、足を引きずりながら、壁をつたってトイレに行きました。戻って来てから私達2人は煉功をしました。彼女の煉功のそれぞれの動作は正しくはありませんでした。私は彼女に必ず正しい動作で煉功するように要求しました。特に第2功法の頭前抱輪を煉る時、彼女の左手は挙げるとすぐ倒れていました。私は彼女にもっと腕を挙げるようにと声をかけると、その時は腕を挙げるのですが、また下がってしまいます。何度、繰り返し言ったのか分かりません。そして頭頂抱輪の時、彼女は左腕を挙げてもすぐに下がってしまいます。私はこの動作は確かに難度が高いと思ったので、私は華さんのそばに行って、私の腕で華さんの左腕を支えて煉功の手助けをしました。両側抱輪の時も、腕を挙げてもすぐ下がってきてしまうので、彼女に腕を挙げるようにと何度も繰り返し言いながら、1時間の抱輪を煉り終えました。引き続き第3功法、第4功法も同様に所定の位置を守るように要求し、両足を組んで神通加持法を1時間煉りました。煉り終わると、華さんは「お姉さん、頭頂抱輪であなたが私の腕を支えてくれた時、熱い流れが私の全身を駆け巡りました。まるで慈悲の力で加持されている感覚がして、涙が溢れました」と言いました。

 引き続き、私達2人は『轉法輪』の法を一講読み、12時の発正念をやり終えました。帰り際に私は、「明日の朝、起きたらやるべきことを行ってください。あなたのご主人と娘さんはあなたにどうだったと聞くでしょう、あなたは良くなったと言ってください。どうしてこのように言うかというと、1つは、あなたのことで家族に心配かけてはならず、私達は彼のために考えなくてはいけません。2つ目は、あなたが良くなったと言えば、病気は良くなるのです。明日の晩、あなたは私の家に来ますか、それとも私があなたの家に行きますか?」と尋ねると、彼女は「私があなたの家に行きます」と言ったので、私は家に帰ることにしました。

 次の日、華さんは6時前にわが家にやって来たので、私が「あなたはすごいわね」と言うと、彼女は「私がここにどのように来たのかは、あなたには分からないと思いますが、まるで綿花を踏むような、足が自分から離れてふわふわする感じでした。私は心の中で師父に加持してくださるようにお願いしました。転んで怪我でもしたら、大法に泥を塗るかもしれないからです」と言いました。それから私達2人は1時間発正念をし、法を一講学び、その後、動功(第1~第4功法)と静功(第5功法)を煉り、私は彼女に動作は必ず基準に合った正しい動作になるよう強制しました。抱輪の時、彼女は左腕を挙げてしばらくはそのままですが、次第に下がってしまうので、私は彼女に腕を挙げさせます。繰り返し腕を挙げさせても下がってしまい、やっとのことで1時間半の動功を終わらせました。神通加持法を煉り始めて、30分経過すると、彼女は座っていられなくなりました。彼女が組んでいた足を下ろそうとするのを私はそうさせませんでした。彼女は痛さのあまり悲鳴をあげましたが、やはり私は彼女の足組を下ろさせませんでした。私は、「昨日は1時間足組を組むことができたのに、今日はどうして堅持できないのですか?」と言うと、彼女は「昨日は足が痺れて感覚がなかったけれど、今日は痛いのです」と言いました。私は「これは良いことではないですか。血管がよく通ったということですから、さらに頑張らなくてはね」と言いました。彼女は泣きながら1時間の煉功を終わらせ、12時の発正念をやり終えると自分の家に帰って行きました。

 3日目の夜、法を一講読み、5式の功法も順調にやり終え、12時の発正念を終えると、私は彼女に「明日私達は、市場へ法輪功迫害の真相伝えに行こうと思いますが、あなたは行きますか?」と聞くと、華さんは「行きます!」と言いました。4日目の午前8時半に、私達2人は市場に向かいました。道中、華さんは常に私の腕を掴んでいました。私は彼女の足がすでに完全に回復したのだと思っていたので、彼女はこのようにすることに慣れていて、他の人の腕に掴まって歩きたいのだと思っていました。(後に彼女は私に彼女は足がついて行かないので、私の腕に摑まると自信をもって歩けるのだと聞きました)市場が終わって、戻って来た時、華さんは5キロの黄豆を買ったので、「私がそれを持ってあげましょうか?」と聞くと、華さんは「大丈夫です」と言いました。私は彼女に「あなたの左手で腕を組んで」と言いました。すると彼女は左手で腕を組み、市場から家まで(およそ8キロメートルある)ずっと右手で豆の袋を抱えて持って帰りました。私はしばらくしてから彼女の腕を支えるのをやめました。

 それ以降、私達2人は毎日人を救うために真相伝えに行きました。彼女は初め話ができなかったので、私のために発正念をしてくれていました。しかし、彼女も少しずつ話ができるようになり、真相伝えを頑張っています。

 現在、華さんは毎日真相伝えに出かけ、真相伝えの上手な人になりました。学法、法の暗記、内に向けて探すこと、すべての事に調和がとれてきて、人と協力できるようになり、精進するようになりました。これだけではなく、華さんは現在2人の病業の仮相の関にあっている同修と一緒に学法をしています。

 (続く)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/9/440708.html)
 
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