北京石景山の朱曇江さん 迫害されて死亡
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 【明慧日本2022年5月22日】北京石景山区の法輪功学習者(以下、学習者)・朱曇江さんは健康保持に効果がある気功を実践したとして、2020年5月に不当に連行され、家宅捜索を受けた。その後、警官らに何度も嫌がらせを受け、2022年3月16日に冤罪のままで死亡した。

 朱さんは1996年に法輪功の修煉を始めた。1999年7.20、中国共産党が法輪功に対して迫害を発動した時、朱さんは北京天安門広場で法輪功迫害の実態を暴露したとして連行され、その後2年の労働教養を強いられた。

 2020年5月25日午後9時ごろ、北京豊台鎮派出所の警官6、7人が朱さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、パソコンとプリンター、法輪功創始者の写真、法輪功書籍十数冊、、携帯電話などを押収した。朱さんは派出所に連行され、その後留置場に入れられ、尋問された。4日間拘束された後、裁判待ちという形で一時釈放された。 

 同年12月、豊台区豊台鎮警察署の警官らが朱さんの自宅を訪れ、朱さんを誹謗中傷するいわゆる起訴状を検察庁に提出したと伝えた。

 その後、朱さんに対して裁判が行われた。裁判所で裁判官が結果を読み上げた時、朱さんは倒れて意識不明になり、警官らによって家に送られた。朱さんは医師の診断を受けた。医師は「神経性筋無力症で、薬を飲んでも効果がなく、家に帰って療養するしかない」と言った。朱さんは家で数週間にわたって法輪功を煉って、両足の感覚は戻った。ただ、歩くのに杖が必要であった。 

 その後、警官は何度も朱さんの家に行き嫌がらせをした。ある日、警官は朱さんを留置場に送った。留置場は朱さんが杖をついているのを見て受け入れを拒否したが、警官の要求で最後に裁判待ち1年となった。

 ある時、現地の派出所の警官らは朱さんの家に駆けつけ、ドアを壊して室内に押し入った。その時、朱さんは家におらず、妻と息子が家にいた。ドアを開け、警官らは大声で家族を脅迫した。息子はちょっと反論をしただけで、警官に地面に倒され、手錠をかけられた。朱さんの妻はショックを受けてその場で倒れた。警官らは責任から逃れるためすぐに立ち去った。

 当局の警官からの嫌がらせや脅迫、及びドアを壊して侵入した行為により、朱さんの妻は大きな被害を受け、家庭環境は日増しに緊張している。結局、朱さんは家を離れ、一人で小さな賃貸住宅に住むことになった。

 2022年3月16日、朱さんの息子は朱さんに何度も電話をかけたが、朱さんはなかなか出なかった。息子はすぐ朱さんが住んでいる賃貸住宅に行き、ドアを強くノックしても開けてもらえず、110番に通報した。救急車も来て、救急手当をしたが、朱さんの意識は戻らず、死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/19/443811.html)
 
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