遼寧省凌源市、7人の法輪功学習者が不当判決
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 【明慧日本2022年5月23日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省凌源市(りょうげんし)の法輪功学習者(以下、学習者)張昆山さん(50代男性)、于淑芬さん(56歳女性)、王忠学さん(60代男性)、呉艶玲さん(60代女性)、万桂英さん(73歳女性)の5人は2021年12月16日と17日、凌源市裁判所のオンライン裁判を不当に受けた。

 張さんは懲役7年の実刑判決を宣告され、控訴したことがこのほど分かった。また、于さんは懲役3年2カ月の実刑判決を宣告され、二審で原判決を維持した。呉さんは懲役3年、王さんは懲役2年、万さんは懲役1年、栗静さん(女性)は懲役3年6カ月、劉素蘭さん(76歳女性)は懲役1年6カ月をそれぞれ宣告された。

 法輪功は世界の1億人の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 2021年7月1日前に、朝陽市公安局、政法委、「610弁公室」は秘密会議を開き、迫害を計画し、「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指す学習者を逮捕し、中国共産党百年祭に「プレゼント」しようと企んでいた。6月11日午前、朝陽市において、大量の警官が出動し、同時に学習者とその家族を連行し、家宅捜索を行った。不完全な統計によると、少なくとも27人の学習者とその家族が連行された。凌源市公安局と派出所が約50人の警官を派遣し、凌源市で12人の学習者を連行した。

 張さんは凌源市留置場、王さんは凌源市と隣接する建平県で身柄拘束された。呉さん、于さん、栗さん、劉さんは朝陽市女性留置場に拘束された。

 万さんは2021年9月8日に連行され、王さんは、呉さん、張さんと同じ鋼鉄株式会社の職員であり、莫胡店派出所に管轄され、同じ事件で拘束された。

 2021年12月16日、万さん、張さん、王さん、呉さんの4人は、凌源市裁判所でオンライン裁判が開かれた。翌日12月17日、于さんは凌源市裁判所でオンライン裁判が開廷された。裁判所は、開廷前に、法的手続きに則って開廷の時間や方法などを家族に通知していなかった。裁判の時、凌源市裁判所はコロナの流行を口実に、家族の入廷は許可されなかった。法廷に入ることができるのは、(公式に任命された)現地の弁護士だけであった。家族が依頼した弁護士も、コロナを口実に凌源の法廷に来ることはできず、オンラインでしか弁護に参加できないと告げられた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/4/442063.html)
 
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