吉林省徳恵市の宋昌平さん 不当に懲役3年を宣告される
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 【明慧日本2022年5月25日】(吉林省=明慧記者)吉林省徳恵市の法輪功学習者・宋昌平さん(56)は、学校の生徒たちに法輪功迫害の実態を伝えたとして、校長に通報され、2021年7月10日に警官により連行された。最近、宋さんは徳恵市の裁判所から懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 法輪功(法輪大法ともいう)とは、李洪志先生によって公に伝えだされた心身を鍛える修煉法で、宇宙の特性「真・善・忍」の理念に沿って道徳心を向上させる。

 宋さんは徳恵市達家溝鎮五家子大隊四社に在住し、徳恵市の龍珠私立学校で清掃員として働いていた。学校の生徒たちに法輪功迫害の実態を伝えたとして、王という女性校長に通報された。

 2021年7月10日午前9時頃、徳恵市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、振興警察署の警官らが宋さんを連行し、さらに達家溝派出所の警官と一緒に宋さんの実家に押し入り、家宅捜索を行った。7月26日、宋さんは長春第4留置場に拘禁された。

 最近、徳恵市裁判所は市政法委と610弁公室の指示のもとで、宋さんに懲役3年の実刑判決を下したことが分かった。現在、宋さんは徳恵市留置場に拘禁されている。

 知人の話によると、宋さんの夫は年中他県で出稼ぎをしており、長男は重度の糖尿病で働けなくなり、次男はうつ病で仕事もできないため、普段、家族の皆がすべて宋さんに頼っていた。宋さんはまた、2人の幼い孫娘の世話をしなければならないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/23/443976.html)
 
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