【明慧日本2022年5月29日】約1万人の法輪功学習者(以下、学習者)が23年前の4月25日、中南海に行き平和的に陳情を行った。カナダ各地の学習者は、「4.25」を記念して活動を行い、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の停止を人々に呼びかけ、カナダと関係のある13人の学習者とその親族の解放を求めた。
中国領事館前で法輪功迫害の停止を呼びかけるデニス・ワトソン氏(学習者が提供) |
4月26日のラジオ・フリー・アジアの報道によると、この2日間、オタワ、トロント、モントリオール、バンクーバーを含むカナダの都市で「4.25の平和的陳情」23周年を記念して集会を開催した。
オタワの法輪功責任者・李迅さんは「1999年4月25日、中国で1万人の学習者が北京に行き、平和的に陳情を行い当局に対して、天津で連行された45人の学習者を解放すること、自由に法輪功を学ぶ環境を国民に与えること、などを要求しました。政権の転覆とは何の関係もないが、中共政権の緊張不満を引き起こし、一連の残忍な抑圧活動につながった。迫害は未だに止まっていません。20年以上にわたる拷問、臓器摘出、そして国家機構全体による憎悪の宣伝と全面的な抑圧に直面して、法輪功は常に『4.25』の迫害に反対する平和的で理性的な精神をもっています」と述べた。
カナダの国会の議員のジュディ・スグロ氏は、法輪功を支持する手紙を送った。彼女は「『4.25』記念の機会に、私はカナダの学習者としっかりと立ち向かい、彼らを支持します」と述べた。また彼女は「法輪功は依然として中国で最大かつ最も迫害されている団体です」と語った。
バンクーバーの法輪功責任者・張蘇さんは「現在、カナダと関係のある13人の学習者やその親族が中国当局によって拘禁されていることが知られている」と述べた。張さんは「カナダは23年前に法輪功に対する中共の迫害を公に非難した最初の国であり、オタワが以前中国に拘禁されていた2人のカナダ人マイケル・コブリグさんとマイケル・スパヴァーさんを救ったように、続けて中国に圧力をかけることを期待しています」と語った。 「最近、これらの取り組みで法輪功について言及されることはめったにないことがわかったっが、1999年の迫害が起こったときカナダ政府は世界で初めて中国政府に抗議した国です」