瀋陽の法輪功学習者・王栄軍さん親子に不当判決
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 【明慧日本2022年5月29日】最近の情報によると、瀋陽市の法輪功学習者・王栄軍さん(72歳女性)と、娘・那艶さん(40代)は、遼中区裁判所に懲役3年2カ月の実刑判決を下されたという。

 娘・那艶さんは、瀋陽第六病院の看護師である。親子ともに2021年7月13日に行方不明となり、親戚たちは那艶さんの勤務先や派出所及び街の住宅委員会などあちこち探し回っていたが、情報を提供してくれる人は1人もいなかった。最近、親族はやっと情報を入手でき、王さん親子2人は瀋陽市第一留置場に拘禁されており、現在実刑判決を下されたという。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党(以下、中共)に迫害されている。

 王さんはかつて慢性胃炎、大腸炎、婦人病、頭痛、鼻炎など多くの病気に悩まされ、あちこちの病院に通い、多くのお金を費やしたが治らなかった。病気を治し、健康になるように、様々な気功も練習したが、効果はなかった。病気が原因でショップの販売員を早期退職せざるを得なくなった。1998年8月、王さんは法輪功を学び始め、真・善・忍の基準でより良い人を目指し、わずか2カ月ですべての病気が治った。王さんは「法輪大法がなければ、私は今生きていないかもしれない。李洪志師父が私に第二の人生を与えてくださったのです」と語った。

 1999年7.20、江沢民と中共が法輪大法への迫害を開始し、2001年1月23日に天安門広場で焼身自殺事件を画策して行い、その後事件を法輪功学習者に転嫁し、国民が法輪功を恐れるように扇動した。2002年4月のある日、王さんは天安門焼身自殺事件の真相を近所の人に語ったとして、その人に通報された。その後、王さんと娘は押し入ってきた警官らに連行され、一昼夜拘束された。

 また、その前の2001年4月下旬のある日、王さんは帰宅途中に住宅区の人員から連行され、洗脳教室に40日以上監禁され、迫害された。

 それからの数年間、警察が住宅区で法輪功の標語などを見つけると、必ず王さんの家に来て、嫌がらせをした。 警察の嫌がらせを恐れた王さんの夫は、常に喧嘩をしかけ離婚しようと叫んだ。

 2015年11月2日、和平区南市場派出所の警官らは、江沢民告訴の件を理由として那艶さんを連行して拘束した。11月4日、王さんは南市場派出所へ娘のことを聞きに行った時、連行され、2人とも15日間も不当に拘束された。

 2021年4月22日午後、南市場派出所の警官が王さんの夫に電話をかけ、母娘の居場所と娘の電話番号を尋ねたが、拒否された。

 2021年6月20日頃、王さんと娘は行方不明になった。最近、母娘2人は連行され、瀋陽第一留置場に不当に拘禁されており、そしてこの間、当局に懲役3年2カ月の実刑判決を下されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/22/443930.html)
 
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