河北省深沢県の学習者8人は検察庁に起訴
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 【明慧日本2022年6月1日】河北省石家荘市深沢県の法輪功学習者(以下、学習者)十数人は1月10日の夜中、警官に黒い頭巾を被せられて晋州市のある場所に身柄を拘束され、取り調べられた。現在、学習者・焦亜琴さん、馬同欣さん、劉小妙さん、劉玉茹さん、何紅彦さん、田宣さん、杜国防さん、劉成伍さんは晋州市検察庁に起訴された。法輪功は世界中の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 1月10日深夜12時、深沢県の学習者、17人は身柄を拘束された。各派出所の警官及び特警(一部は銃を装着)は連行行動に参与した。ドアを開けない学習者に対して、警官はドアをこじ開けて侵入し、平屋に住む学習者の壁を乗り越えて侵入した。

 深沢県城関鎮派出所の警官7、8人は趙八村にある馬同欣さん宅の壁を乗り換えて押し入り、法輪功の資料、パソコンを押収した上、馬さんの身柄を拘束した。

 鉄杆派出所の警官6人は鉄杆鎮に在住する学習者・杜国防さん宅に侵入し、携帯電話、パソコン、プリンタ、ペーパーカッターなどの私物を押収し、杜さんを不当に連行した。

 留村郷西南留村の学習者・劉保興さん、何紅艶さん夫婦は自宅に侵入してきた城区支局の警官7、8人に身柄を拘束され、法輪功の関連書籍及び多量の部品を押収された。

 今回連行された学習者のうちの12人は晋州市にあるホテルのロビーに拘禁され、全員黒い頭巾を被られ、手枷をかけられたまま24時間鉄の椅子に座らせていた。

 取り調べの番になった学習者は単独の部屋に連れて行かれ、いったん頭巾、手枷を外されるが、終わったら再びつけられた。このように1月27日まで拘禁されていた。その日、何紅艶さん、劉小妙さん、張会欣さん、劉玉茹さん、焦亜琴さん、馬同欣さん、田萱さんの7人は頭巾を被せられ、石家荘市第二留置場に移送された。男性学習者の杜国防さん、劉成伍さんは晋州市留置場で拘禁されている。

 今回の連行行動に参加した関係者の情報によると、当日の夜に行動があると知らされたが、具体的にどのような行動をとるのかは分からず、数人のリーダーだけが内容を知っていたという。また情報を漏らさないように、参与した警官の携帯電話は全部預けられ、現場に着いた時、はじめて学習者に対する連行行動だとわかったという。

 5月5日、趙八郷の焦亜琴さん、趙八郷の馬同欣さん、留村郷の劉小妙さん、留村郷の劉玉茹さん、留村郷の何紅彦さん、橋頭郷の田宣さんの女性学習者6人、鉄杆郷の杜国防さん、留村郷の劉成伍さんを罪に陥れる資料は晋州市検察庁に提出された。

 弁護士は今回の連行行動及び司法の捏造は中国共産党の警官及び関係者の職権濫用により、無理やり従わせる行為であると指摘した。家族は連行に参与した警官の犯罪行為に最後まで追及すると述べた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/24/444004.html)
 
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