天津市の劉連坤さん、濱海刑務所で危篤
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 【明慧日本2022年6月23日】(天津市=明慧記者)天津市北辰区大張庄郷の法輪功学習者(以下、学習者)・劉連坤さん(53歳男性)は、2019年8月に連行され、不当に拘禁された。2021年10月、懲役5年の実刑判決を言い渡され、天津市濱海刑務所で迫害を受け、現在迫害で危篤状態になっている。

 2019年8月2日、天津市北辰分局が北辰区小淀鎮派出所とともに、劉さんを連行し、家宅捜索を行い、劉さんの勤め先から多くの私物を押収した。警官は今まで3回も家に来て嫌がらせをした。

 2021年1月11日、村の居民委員会の二人が劉さんの家に来て、劉さんの妻に、15日以内で劉さんに「転向」させ、いわゆる「三書」に署名させて信仰を放棄させるように、上司に言われたといった。北辰留置場に1年以上拘禁されていたため、劉さんは6、7年の刑に処されるだろうと語った。彼らは劉さんの妻を脅し、「三書」に署名すれば劉さんの刑が軽くなるかもしれないと主張した。署名をしなければ、上からの命令で劉さんの妻を拘束し、年金も土地代も停止すると言った。

 情報筋によると、劉さんは2021年10月に懲役5年の実刑判決を言い渡され、天津市濱海刑務所(旧港北刑務所)に拘禁されており、厳しい迫害を受けているという。

  20年以上続いている中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の中で、劉さんは何度も連行され、労働教養を科された。2000年4月、劉さんは連行され、双口労働教養所に移送された。彼は「転向」を拒否したため、2年間の労働教養の後、さらに1年間を加えられ、その間に繰り返し拷問を受けた。2003年4月、北辰区「610弁公室」に連行され、北辰分局に送られた後、強制的に板橋労働教養所に移送され、迫害され続けた。2003年12月24日、警官が迫害の事実を隠すために、劉さんを双口労働教養所に送り返した。2005年4月27日、劉さんは労働教養所から解放されたが、同年12月15日、仕事中に警官に連行され、天津市曹庄子留置場に拘束された。

 中共による法輪功への迫害の際、天津市濱海刑務所は学習者への拷問や体罰、「転向」のための強制洗脳に積極的に協力した。 2019年5月、同刑務所は第一大隊(第一監獄区)内に「厳管隊」を設置し、学習者を残酷に迫害していた。同年12月、「厳管隊」が刑務所第十大隊(第十監獄区)に移管された。2016年12月7日、学習者の李少臣さんは天津紅橋区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、その後天津市濱海刑務所に移送された。2020年3月6日、李少臣さんは天津市濱海刑務所内の新生病院で、両目を開けたままこの世を去った。

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/17/445047.html)
 
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