湖北省嘉魚県留置場における学習者への迫害手段14種(三)
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 【明慧日本2022年6月30日】(前文に続く)

 11.金銭を掠め取る

 法輪大法への迫害および法輪功創始者に対する誹謗中傷に直面し、多くの学習者が北京に行き、実際の状況を国家指導者に報告した。これは違法ではない。また、法輪功迫害の実態を暴露する資料を配布し、人々に情報を知る権利を与えた。これも違法ではない。

 しかし、中共の法執行者は法律を執行する看板を掲げて、「社会秩序を乱した罪」あるいは「邪教を利用して法律の実施を破壊した罪」(訳注:中国の法律では法輪功が邪教であるとは言っておらず、江沢民による誹謗中傷である)として、数百元から数万元の罰金を科した。多くの学習者は不当な罰金を科されたことがある。

 ◎嘉魚県の定年退職者の呉巧雲さん(78歳女性)は、嘉魚県留置場で金銭をゆすり取られた。呉さんは次のように話したことがある。「2000年1月、私は警官に騙されて派出所にいき、まだ法輪功を学んでいるかと尋問されました。私は『こんな良い功法なのに、なぜ学んではいけないのですか?』と言いました。すると、嘉魚県留置場に拘禁されました」

 「私は車にはねられ、しかも高齢だが、それでも他の学習者数人が手錠と足かせで繋がれていたので、学習者の食事を運んだり、足を洗ったりしなければならなかったのです。今回、私は4カ月以上も拘禁されました。留置場で、煉功するたびに、氷水を頭からかけられました。真冬はとても寒いのに、さらに氷水をかけられ、とても耐えられないものです」

 「家族は私がそこで苦しんでいるのを知っていたので、お金を使って一生懸命に私を救援しました。最終的に家族は1000元をゆすり取られ、ひどい拷問を受けた私を家に迎えました」

 「2000年9月、咸寧市の警官らは私の家に侵入し、家中の法輪功の書籍をすべて押収しました。高齢の私は連行され、留置場で1カ月以上拷問を受けました。その後、姪が脅迫され500元を支払わされてから、私は解放されました」

 ◎楊振莉さん(49歳女性)は、次のように語った。「2000年6月のある朝、隣近所の学習者と一緒に川辺で煉功をした時、地元の警官に連行され、車に引きずり込まれました。その時地面を引きずられ、顔と足に傷を負いました。私たちは県留置場に拘束され、家宅捜索を受けました」

 「留置場で、毎日眠れない日々が続きました。そして毎日煉功を続けたことで、睡眠時間は一日1、2時間にされました。10日後、夫と息子が面会に来た時私は朦朧とした状態になっていて、夫も息子もわかりませんでした。夫は1000元の支払いを要求され、その後私は帰宅しました」

 「2000年の旧正月前の夜中11時に、何の理由もなく、私は再び連行されました。50日間拘禁されたので、大晦日を留置場で過ごすことになりました。家族は私を解放するように何度も懇願し、夫は4000元を要求された後、私はようやく帰宅しました」

 12.強制労働

 嘉魚県留置場では、警官は学習者の無報酬労働を利用して、高額な経済利益を得ると同時に、これを利用して学習者に法輪功を放棄させようとしている。留置場の強制労働は、石を運ぶ、レンガやタイルを作る、電気製品を作る、錫箔をのばす、農作業をする、道路を修繕するなど、様々な種類がある。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

中共の留置場内の強制労働現場の様子

 ◎嘉魚県新街鎮の徐長新さん(55歳男性)は、次のように話した。「私は相次いで嘉魚県第一留置場、第二留置場で6回拘禁されたことがあり、湖北省法制教育所(武漢板橋洗脳班)に拘束されたこともあります」

 「1回目は、1999年7月下旬のことでした。私は学習者の劉菊紅さんと一緒に、法律に基づいて北京へ陳情に行ったところ、連行されて嘉魚県第一留置場に15日間拘束されました。この15日間、受刑者と一緒に山へ出かけて砂利工場で石を粉砕したり、山で石を運んだりしていました」

 「これは奴隷労働のような生産で、あまりの暑さで、私は気を失いました。 また受刑者に殴られ、私と劉菊紅さんの身分証は警官に押さえられ、現在も返ってきていません」

 13.煉功を妨害する意図的な凍結

 嘉魚県留置場では、警官は冬の寒い時期に、わざと大量の冷水をかけるなどの凍結手段を使い、学習者を凍えさせ、法輪功を諦めさせようとしている。

酷刑演示:浇冷水

拷問の再現:冷たい水をかけられる

 ◎汪光元さん(61歳女性)は以下のように話したことがある。「私たちが交代で煉功をしていると、夜中に留置場の所長がタライで何度も監室に水をかけ、水をかけながら罵っていました。布団も服も全部濡れてしまい、監室内には水が流れていました」

 ◎劉徳瑚さん(63歳女性)は生前、次のように語った。「2001年1月13日、私は嘉魚県留置場に拘禁されました。監室で私たちの学習者が煉功をしたという理由で、寒い冬の時期に、警官はタライで私たちに向かって冷たい水をかけました。私たちの髪、服、布団まで濡れてしまいました。彼らはわざと私たちを凍えさせ、私たちの煉功を阻止しようとしました」

 14.法輪功を誹謗中傷するテレビ番組を繰り返し放送

 嘉魚県留置場では、警官は法輪功を誹謗中傷するテレビ番組を繰り返し放送し、虚言を用いて学習者を騙し、世間の人々を毒害しようとしている。これは、中共の一貫した洗脳戦術である。

 (続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/18/445044.html)
 
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