乗客に法輪功を紹介した運転手の郭中偉さん 懲役1年の不当判決
【明慧日本2022年7月2日】広東省深セン市在住の法輪功学習者・郭中偉さん(50歳男性)は1月11日、心身を鍛える気功「法輪功」を学んでいたとして、南山区裁判所に懲役1年の刑を言い渡された。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。
湖南省出身の郭さんが1999年以降、信仰を理由に中国共産党に迫害されるのは今回が初めてではない。2000年に初めて連行され、15日間拘留された。2007年の夏にも連行され、9月12日に湖南省郴州市の桂東県裁判所から懲役3年の刑を言い渡された。
郭さんは近年まで、バイクタクシーの運転手として働いていた。2021年6月17日夜、乗客から法輪功の話をしたと通報され、連行された。その後、郭さんの自宅は警官らに家宅捜索された。
龍華区検察庁は2021年7月23日に郭さんの連行を認め、その後、南山区検察庁に案件を移管した。南山区は郭さんを起訴し、南山区裁判所に案件を移した。2022年1月11日に出廷し、懲役1年、罰金2000元を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)