遼寧省の苗建国さん、法輪功を学んだため不当拘禁・殴打される
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 【明慧日本2022年7月2日】遼寧省錦州市在住の法輪功学習者・苗建国さん(51歳男性)は、法輪功を実践しているとして拘禁中に受刑者に殴られ、怪我をしたことを確認した。

 法輪大法は法輪功とも呼ばれ、心身の健康に高い効果があり、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。

中共酷刑示意图:殴打

拷問の再現:滅多打ちに殴打される

 苗さんはかつて錦州鉄道局に勤めていた。2001年10月、法輪功を学んでいるとして、不当に連行された。当時、妊娠8カ月の妻は恐怖で胎盤剥離を起こし、死産となった。苗さんの妻は二度と赤ちゃんを抱くことができなくなった。

 2022年2月21日の昼下がり、紫荆派出所の警官3人が苗さんの家のドアをノックした。妻がドアを開け、苗さんが家にいないことを警官に告げた。しばらく滞在した後、警官は立ち去った。彼らは午後4時頃、苗さんが戻ってきた直後に戻ってきた。

 職場の同僚だと思った苗さんはドアを開けると、警官らが苗さんの家の中に割り込んできた。彼らは、苗さんの家を家宅捜索し、法輪功の関連資料を押収した。苗さんは助けを呼ぼうとしたが、警官に携帯電話を取り上げられた。

 警官は苗さんの妻に「ちょっと聞くだけだ」と言ったが、苗さんを連行し、錦州市留置場に連行した。警官らは苗さんを7日後に釈放すると約束した。しかし、2月27日に兄が拘置所に迎えに行った時、当局は釈放を拒否した。

 現在の紫荆派出所の所長は彦生斌(45)、かつて錦州市の凌河国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の副所長だった。彦という所長は積極的に迫害に加担している。彦に連行された劉万勝さん、李凱さん、孫麗娟さんの少なくとも3人の学習者が刑に処された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/23/443965.html)
 
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