ニュージーランド各界 法輪功反拷問集会を支持
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 【明慧日本2022年7月5日】(ニュージーランド=明慧記者)ニュージーランドの法輪功学習者(以下、学習者)は6月25日(土)、エリザベス広場で国連の「拷問の犠牲者を支援する国際デー」を記念し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の終結を呼びかける集会を開き、パレードを行った。

 集会には、アムネスティ・インターナショナル・ニュージーランド、元市議会議員、人権弁護士、公民自由委員会、チベット協会、民主中国陣線、地下教会の牧師、ニュージーランドのキリスト教徒などの各界の名士が出席した。参加者は全員一致で中共の暴政に反対し、現在も中共から拷問を受けている学習者および他の団体に関心を寄せ、ニュージーランド政府に人権侵害の中共官員に制裁を課すよう呼びかけた。

 午後のパレードは、100人ほどの学習者から構成された天国楽団が先導した。整然と列をなす楽団が演奏した美しい音楽は、多くの通行人の注目を集めた。多くの人が携帯電話で写真や動画を撮影し、拍手を送り、手を振った。傍らで交通整理をしている警察官も笑顔で見守っていた。「法輪大法は素晴らしい」、「世界は真善忍を必要としている」、「法輪功への迫害を停止させよう」、「中共の生体臓器狩りを共に制止しよう」などの横断幕が、人々に重要なメッセージを伝えた。

图1-14: 法轮功学员的游行受到民众欢迎。

学習者によるパレード

图15-16: 人们明白<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>后,纷纷签名支持法轮功学员反迫害。

迫害の実態を理解し、学習者を支持し署名する市民

 アムネスティ・インターナショナル「暗闇を呪い続けるよりも、ロウソクを灯しましょう」

 アムネスティ・インターナショナル・ニュージーランド支部のマネージャー、マーガレット・テイラー氏からは支援する手紙が届いた。「今日、アムネスティ・インターナショナルは皆さん(学習者)とともに、拷問に反対する国際デーを記念します。このイベントにご参加の皆さんとご家族の中には、実際に迫害を被った方々もいます。アムネスティ・インターナショナルが把握している情報によると、中国各地の人権に関する状況は悪化し続けています」

 同氏は「法輪功、チベット、ウイグルなどの信仰団体および家庭キリスト教会は、政治的な洗脳、恣意的な拘禁、精神的・肉体的・感情的な拷問など、あらゆる面で迫害の矢面に立たされています。それだけでなく、中国の人権弁護士は嫌がらせや脅迫、不当な裁判、さらには恣意的な隔離や長期拘禁に直面しています」と指摘した。

 アムネスティ・インターナショナルは、中国のことわざ「暗闇を呪い続けるよりも、ロウソクを灯しましょう」を引用し、行動を起こし続けるよう呼びかけた。

 人権弁護士「マグニツキー法案を導入すべき」

图17: 律师凯瑞·高尔在集会上发言。

人権弁護士ケリー・ゴア氏

 ニュージーランドの人権弁護士ケリー・ゴア氏はこの集会で、「ニュージーランドは『拷問禁止条約(CAT)』の加盟国です。中国における良心の囚人に対する拷問を非難し、拷問を行った者を処罰し制裁する措置をもっと取るべきです。マグニツキー式の法案を導入する時期に来ています」と述べた。

 公民自由委員会の会長「人権を侵害する官員に制裁を加えるべき」

图18: 奥克兰公民自由委员会主席巴里·威尔森在演讲中。

バリー・ウィルソン会長

 オークランド公民自由委員会のバリー・ウィルソン会長は、「私は今日、皆さんに、今も拷問を受けている幾千万人もの人々を支援するよう呼びかけます。 最も深刻なのは、中共が今も学習者の肝臓や腎臓を強制的に摘出していることです。1999年から江沢民が法輪功への弾圧を命令し、生きたまま学習者の臓器を摘出して以来、中国の臓器移植産業が急成長しました。これについて、イギリスの独立調査機関が検証した無数の裏付け証拠があります。中共は、家庭キリスト教会、チベット人、仏教徒、香港の人々にも迫害と弾圧を加えています。これは我々の時代における重大な人権危機です」

 「2016年に米国では、人権侵害を行った汚職官員の米国への入国禁止、海外資産凍結などの制裁を課す「マグニツキー人権問責法」が採決されました。ニュージーランド政府は、中共の腐敗と重大な人権侵害を強く認識すべきです。 我々ニュージーランドも同様の法案を導入し、人権を侵害するすべての官員、特に中共を制裁すべきです」と述べた。

 オークランド・チベット協会「団結して共に平和的抗議活動を」

图19:奥克兰藏人协会的尼安达克·瑞舒在演讲中。

オークランド・チベット協会のニャンダク・リシュル氏

 オークランド・チベット協会のニャンダク・リシュル氏は、スピーチで「法輪功の修煉は皆さんと密接な関係があり、皆さんには自分の信念を持ち続ける権利があります。私たちは中共に反対しているのであって、中国人に反対しているのではありません。中共によって抑圧され、残酷な弾圧を受けてきた私たちが団結し、非暴力的かつ平和的な方式で歴史を作るときがやって来たのです」と述べた。

 民主中国陣線「中共の専制を終わらせてこそ、国民の尊厳を取り戻せる」

图20: 民主中国阵线副秘书长钱爱玲(右)在演讲中

民主中国陣線の副秘書長・銭愛玲氏(右)

 民主中国陣線の副秘書長・銭愛玲氏は演説で「1999年以来、中共政府は法輪功を主な敵として扱ってきました。法輪功への弾圧は、悪の頂点に達したと言えます。学習者の臓器が摘出されたことを知ったのは17年前のことでしたが、 現在でも学習者は不当な連行、拘禁、判決を受け、生きたまま臓器を摘出され、不可解な死を遂げています。中共の専制政治を終わらせることによってのみ、中国の国民は人間の尊厳を取り戻すことができるのです」と述べた。

 ニュージーランドの女性警察官「真・善・忍は、社会に大きな恩恵をもたらす価値観」

图21:女警官温迪·皮克林(中)赞赏天国乐团的演奏。

警察官ウェンディ・ピッカリングさん(中)

 ニュージーランドの警察官ウェンディ・ピッカリングさんは、「今日は素晴らしい一日でした。天国楽団の演奏は美しく、人々はとても楽しんでいました。真・善・忍は、社会に大きな恩恵をもたらす価値観です。社会全体がこの原則に従えば、警察は要らなくなるでしょう」と語った。

图22:谢伊·劳伦斯认为修炼让人变得更加平和、正直。

写真家のシェイ・ローレンスさん「みんなが法輪功を支持すべき」

图23: 林格·刘易表示他热爱中国文化,但是厌恶中共。

ソーシャルメディアで活動するリンゴ・ルイスさん
「中共の悪事を暴かなければならない」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/27/445483.html)
 
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