黒竜江省通化林業局の馬淑芳さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2022年7月8日】黒竜江省北安市通化林業局の法輪功学習者・馬淑芳さんは2020年8月、突然家に侵入してきた警官に家宅捜索をされ連行された。そして、2021年12月、馬さんは不当な開廷をされ、懲役3年の判決を言い渡された。判決を不服として、馬さんは控訴し、2022年6月のはじめに再審のオンライン裁判が行われたが、自己弁護は許されなかった。

 2年来、司法関係者は馬さんに対して絶えず、嫌がらせや脅迫を行い、心身ともに大きなダメージを与えた。そのため、馬さんは2022年6月4日、脳出血を発症し、救急手当を受けたが、6月10日に帰らぬ人となった。享年69歳。

 馬さんは通北林業局公安局の戸籍課の元課長だった。心身ともに健康にする気功「法輪功」を学んでから、馬さんは心を修め、良い人になるように努力した。

しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは気が狂ったかのように法輪功の弾圧を開始した。法輪功を学び続けた馬さんは仕事を解雇され、連行、拘禁などの迫害を加えられた。

 2020年8月12日夕方6時過ぎ、通化林業局公安局の警官は馬さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍、プリンター、印刷用紙などの私財を押収し、馬さんを連行した。

 馬さんは公安局で尋問を受けた後、林業局留置場に送られた。しかし、拘禁されている間、馬さんは高血圧の症状が現れたため、「保釈」された。帰宅しても、馬さんは警官から嫌がらせを受け続けた。

 2021年8月、黒竜江省亜布力林業局の検察庁は馬さんを亜布力裁判所に起訴した。2021年12月、亜布力裁判所は馬さんに対して、オンライン裁判を行い、懲役3年の実刑判決を宣告した。

 その後、判決結果を不服とした馬さんは、黒竜江省中級裁判所に控訴した。中級裁判所は2022年6月の始め、馬さんに対してオンラインで裁判を行ったが、裁判官の態度が悪く、馬さんの自己弁護さえ許さなかった。迫害を受け続け、疲れ果てて、馬さんは突然、脳出血を発症し、6月10日に冤罪を晴らせぬまま死亡したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/29/445571.html)
 
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