【明慧2022年7月8日】(明慧記者・高思羽)神韻ニューヨーク芸術団は6月30日夜、イタリア・トリエステのポリテアマ・ロセッティ劇場で公演を行い、これがヨーロッパツアーの最終公演であり、観客の拍手と絶賛を浴びた。
6月28日から30日にかけて、神韻ニューヨーク芸術団は、ヨーロッパツアーの最終公演地であるイタリア・トリエステのポリテアマ・ロセッティ劇場で3公演を行った。各公演とも満席となった。写真は30日夜の公演の様子(大紀元) |
トリエステ市議会議員ミルコ・マルティーニ氏は、「(神韻の)公演は、観客の魂に栄養と癒やしを与え、眼の宴だけでなく、魂に充実を感じさせる公演だ」と話した。
イタリア北部同盟党の下院議員ヴィト・コメンチーニ氏は、「公演は本当に並外れたものでした。あなたはアーティストたちの偉大さ、承諾と努力が見て取れ、だから、ある演目には偉大なる仕事を行ったからこそ、この並外れた作品を現すことができるのです。この(伝統文化の)価値観を伝えようとするアーティストたちの情熱に、私はとても感動しました。私は見たすべてを必ず大切にします」と語った。同氏は神韻のアーティストたちを支持すべきで、彼らが世界に中国の伝統文化を見れるように尽力していると話す。
2022年7月2日夜、神韻ニューヨーク芸術団は成果を満載して帰国し、熱狂的なファンたちに暖かく迎えられた(大紀元) |
神韻芸術団は、中共ウイルス(武漢肺炎)による劇場閉鎖の影響で、2年間公演を中止した。神韻ニューヨーク芸術団は、昨年からツアーを再開し、米国と欧州で巡回公演を行い、イタリアのトリエステで最終公演を開催し、欧州での66公演を含む100公演以上の幕を閉じた。
7月2日、空港でのインタビューで、神韻のプリンシパル・ダンサーであるワン・チェンさんは、2年ぶりにヨーロッパの舞台に戻り、中国の伝統文化を紹介できることを光栄に思い、興奮もしていると述べた。
ワン・チェンさんは、「ヨーロッパの観客はとても熱狂的で、最終公演地はイタリアでした。イタリアは芸術の殿堂であり、観客の反応はとても情熱的で、フィードバックについても内包の深い話をしておられ、神韻公演の内包を本当に理解してくれていると感じ、大きな喜びとなりました」と話した。
神韻のプリンシパル・ダンサーであるピオトル・ホワン(黄景州)さんは、「疫病の流行が完全に終わっていない中、毎公演に超満員の観客が訪れました。観客は予想以上に多く、熱狂的なファンが多く、私たちの大きな励みとなりました」と語った。
神韻ニューヨーク芸術団は6月21日から30日まで、パルマ、ヴェローナ、トリエステの各都市で8公演を行い、チケットは完売した。初めて神韻を鑑賞した観客の多くは、インタビューで「言葉では言い表せないほど美しく、優雅で、人々にメッセージを伝えています」と語っている。観客の中には、「翼が生え天国に飛んで行った」と感じる人もいれば、テノールの歌声に「心が振動し、 そのポジティブな思想の力は、間違いなく不可思議な神の慈悲を伝えています」と体感する人もいた。また、ある観客は、「神韻は中国の偉大な伝統と文化を再現し、人々に迷いをなくし、希望を感じさせています」と称賛する声も聞かれた。
劇場制作マネージャー「神韻は魂に触れ、心の奥深くに残る」
6月26日午後、神韻公演を鑑賞したヴェローナのテアトロフィラルモニコ劇場のマネージャー、ステファノ・マッツァ氏(新唐人テレビ) |
ヴェローナのテアトロフィラルモニコ劇場の制作マネージャー、ステファノ・マッツァ氏は、「神韻を観て多くのもの得ました。私も以前はダンサーであり体操選手だったので、だから、神韻の完璧な動きの表現には、テクニックも含めて完備した準備が必要だと分かります」と語った。
同氏はまた、「公演ではあるメッセージを伝えていますが、これは我々のダンスでは伝えることはできません。このメッセージを伝えるのは難しく、それは一種の内在的なものなので、現在のダンスは外面的なものになっています。一方、神韻は人の魂に触れ、そして、人々の内心に残っています。神韻は多くのものを融合させ、非常に調和が取れています」と話した。
マッツァ氏はさらに、「神韻のアーティストに最高のお祝いを申し上げるとともに、必ずや継続されることを期待しています。彼らが困難な状況にあることは知っていますが、しかし彼らは継続して前進する力を持っていることを知っています」と語った。
貴族世家伯爵「神韻は中国の重要な伝統と文化を現している」
6月25日夜、神韻公演を鑑賞した貴族世家 のルドヴィコ・モランド・ベヴィラクア伯爵(新唐人テレビ) |
イタリアの旧貴族出身のルドヴィコ・モランド・ベヴィラクア伯爵も、初めて神韻を鑑賞した。伯爵は、「公演はなんと優れた趣があふれているのでしょう! 以前はこの芸術団のことをよく知りませんでした。公演に感激しました。アーティストたちの動きが揃っており、コーディネートと色とりどりの組み合わせに魅了されました」と語った。
「さらに印象深かったのは、中国文化に本当に魅入られ、神韻は伝統的で重要なものを卓越した芸術的技術で見事に表現していることに感銘を受けました」。 伯爵は、「中国の素晴らしい伝統と文化は、明らかに我々イタリア人が学ぶべきものです」と述べた。
市議会議長「神韻は伝統を復興させており、偉大なる使命である」
6月29日夜、神韻公演を鑑賞したトリエステ市議会議長・フランチェスコ・パンテカ氏(新唐人テレビ) |
トリエステ市議会議長フランチェスコ・パンテカ氏は、初めて神韻公演を鑑賞したという。公演の技術はずば抜けていて、伝統的な中国文化が彼を感動させた。同議長は、神韻は唯一無二であると称賛し、再び神韻の観賞をできることを願っているという。
パンテカ氏は、神韻のアーティストの高いレベルを賛嘆し続け、「神韻公演のレベルは疑う余地もなく卓越して傑出しています! これらの中国古典舞踊のすべて、そしてアーティストの素質レベルもずば抜けており、神韻のアーティストに対して褒めるしかありません」と語った。
また、パンテカ氏は中国の伝統文化を復興させる神韻の使命がとても偉大だと話す。「伝統を復興させることは偉大なる使命であり、神韻のこの使命は、共産主義の中国ではない、本当の中国とは何かを私たちに理解させてくれました」
パンテカ氏は特に公演全体に感動させられたと言い、「公演は私たちの内心に平静をもたらし、創造主が地球に降り立ち、私たちに平和をもたらしています。ラストシーンだけでなく、公演全体のすべてが私の心を動かしました。内容は豊富で、それぞれの演目は異なり、どれも中国を表現しています。古代中国の皇帝の時代からの伝統文化は、人々の心の奥深くに触れました」と語った。
神韻を鑑賞したイタリアの俳優「翼が生え天国に飛んだと感じた」
6月28日夜、神韻公演を鑑賞したイタリアの俳優フランチェスコ・グスミッタ氏(新唐人テレビ) |
イタリアの俳優フランチェスコ・グスミッタ氏は、多くのの演劇、テレビ、映画に出演し、トリエステとローマのラジオ局で司会者を務め、芸術監督も務めている。
同氏は、「(神韻の公演は)私に光を感じさせ、これはエネルギーです。舞台上のダンサーたちは、魂で公演し、彼らの信仰を感じ取り、彼らはその信仰を表現しているのが分かりました。一種の 物質を超越した信仰で、人を昇華させています」と述べた。
グスミッタ氏は、神韻の公演における神の表現が独特で、重要視されているように感じ、「すばらしい景色や事物が多すぎて一度に鑑賞しきれません! 演劇の公演ではもちろん、世界でもめったに見ることができません。 神韻はメッセンジャーの光のようなものです。 とても大切なことは、舞台で天国に対するの賛美に回帰することです」と語った。
公演を鑑賞したグスミッタ氏は、翼が生え天国へ飛んでいくように感じたいう。「 私も(天国に)行きました。あまりにも美しかったのです」と話したグスミッタ氏は神韻に感謝して、 「希望をもたらしてくれた神韻に感謝します。神韻、 ありがとうございます」と語った。
2022年6月25日と26日、神韻ニューヨーク芸術団は、イタリア・ヴェローナのテアトロ・フィラルモニコで2公演を行い、チケットは完売した。 写真は6月26日午後の第2公演で、3回のカーテンコールに臨むアーティストたち(大紀元) |
人権活動家「大きな敬意を抱き神韻を鑑賞する」
6月25日夜、神韻公演を鑑賞したイタリア人権連盟会長アントニオ・スタンゴ氏(新唐人テレビ) |
アントニオ・スタンゴ氏は、「(神韻の公演は)感激させてくれます! 壮麗で輝かしい芸術の現れであり、アーティストたちの技術は高く、プロのレベルを超えており、公演を観賞していると悠久な歴史の気配が押し寄せてくるのを感じることができます」と話す。
イタリア人権連盟会長アントニオ・スタンゴ氏は、複数のNGOや国際プロジェクトを率いる人権活動家で、欧州議会やイタリア下院・元老院の顧問を務めるほか、専門誌の出版・編集長や複数の大学で講義を行っている。
スタンゴ氏は公演から強いエネルギーを感じ、「私は確かに公演から(エネルギーを)感じました。 音楽からも、舞踊からも、役者の顔の表情からも、強大なエネルギーを感じました」と述べた。
「私は公演の芸術的な造詣、制作の繊細さ、そして堅持して弛まない精神、これらをすべてのダンサーが見せた全身全霊から見て取れます」と話したスタンゴ氏は、「私一人ひとりが大きな敬意を抱き、神韻を観賞すべきだと思います」と語った。
2022年6月21日から23日にかけて、神韻ニューヨーク芸術団はイタリア・パルマのロイヤルオペラハウスで3公演を行い、チケットは完売した。 写真は23日の公演の盛況、盛り上がる観客に、神韻のアーティストが2回カーテンコールを行った(大紀元) |
大学教授「神韻は力強いメッセージを伝え 人は神に回帰するすべきである」
パルマ大学の教授で皮膚科医のセルジオ・ディ・ヌッツォ氏と、友人のクリスティーナ・ギャバさんは、6月21日の夜、イタリア・パルマのロイヤルオペラハウスで行われた神韻ニューヨーク芸術団の初演を鑑賞した。ヌッツォ氏は公演のレベルの高さに感服し、「公演は本当に傑出していて世間のレベルを超えており、私を中国文化のあらゆる面に思いにふけさせてくれました。私は公演の衣装がとても好きで、ダンサーの技術は卓越しており、演目は古代から現代までの物語を語っています」と語った。
神韻公演を鑑賞したパルマ大学の教授で皮膚科医のセルジオ・ディ・ヌッツォ氏と友人のクリスティーナ・ギャバさん(新唐人テレビ) |
ヌッツォ氏がさらに感銘を受けたのは、この公演から得たメッセージだという。「この公演が伝えているメッセージは、強い力が具わるメッセージであり、人間の人心が自分自身に制限を作っていることを明確に教えてくれています。このことについて私が強く感じ、公演で語られているように、私たちは本来なら他の人たちと良い方向に進み、私たちの原点である神の世界に戻ることですが、残念ながらそのように上手くできなかったのです。 偉大なる公演であり、本当に感動しました」と語った。
ヌッツォ氏の友人ギャバさんは、ヌッツォ氏の話に賛同し、「その通りで、神韻の使命はとても重要で、とても力強く、 彼らを応援しなければなりません。 神韻の響くわたる声が人々に聞こえますように!」と語った。