【明慧日本2022年7月12日】山東省菏沢市単県の学習者・郭秀芹さん(60代)、張鳳蘭さん(66)はそれぞれ懲役3年、3年8カ月の不当な判決を宣告された。
郭さんは単県浮崗鎮の李新集に在住。2021年1月16日、法輪功の資料を配布したとして、身柄を拘束された。鎮派出所の関係者は郭さん宅に侵入し、法輪功の無実について書かれた小冊子40冊あまりを押収した上、郭さんを派出所に連れて行ってから県内に送った。
2020年の上半期から、県内の多くの学習者は相次いで鎮派出所、村委員会、コミュニティーの関係者から嫌がらせを受けた。電話で派出所に呼び出されたり、高齢の学習者の息子や娘を見つけ、法輪功を諦める書類にサインを強要されたり、通常の生活に深刻な被害を受けた。
張さんは単県南城に在住。2021年8月13日、県のとなりにある孫寺(成武県に所属)の縁日に行った時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる大学生に通報され、地元派出所に身柄を拘束された。張さんは出身を聞かれたが、答えなかった。成武県公安は菏沢市公安に報告し、後に張さんは単県公安に顔を識別されて県に戻された。14日午後、張さんは県の高韋荘郷派出所に25日間拘束されてから、ケン城留置場に移送された。
張さんが拘禁された間、数日間睡眠を禁じられ、他の拷問でも苦しめられたが、屈服しなかった。情報筋によると、張さんの事情を聞いた裁判官も親指をたて、「大したものだ」と誉めたという。
2022年3月末、張さんはオンラインで開廷され、懲役3年8カ月の不当な判決を宣告された。張さんの家族は開廷の前、一切、事情を知らされず、判決後も判決書を、受け取っていなかった。張さんは上訴を求めたが、上訴期間の2カ月後になっても、家族は依然として、何も情報を得ていなかった。