済南の82歳女性、法輪功に関する資料配布で起訴される
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 【明慧日本2022年7月24日】山東省済南市の法輪功学習者・劉春平さん(82歳女性)は法輪功を学び、資料を配布したため、起訴の危機に直面している。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。

 劉さんは2021年10月、近所で法輪功の情報資料を配布した。ある年配者が劉さんの写真を撮り、資料3部を持って、東風派出所に通報した。警官らはすぐに劉さんを連行し、劉さんの家を家宅捜索した。その後、簡単な取り調べを受けて、その日のうちに釈放された。

 2022年6月7日、劉さんは章丘検察庁に呼び出された。劉さんは息子と一緒に行ったが、息子は一緒に部屋に入ることを許されなかった。検察官は最初、劉さんに鎖のついた椅子に座るように告げた。劉さんはそれを拒否し、自分は法律違反をしていないと言った。その後、検察官は劉さんをソファーに座るように言った。

 検察官は、劉さんに押収された法輪功関連の私物のリストに署名するように言い、数人の弁護士を推薦した。劉さんは、推薦された弁護士は要らないと主張した。劉さんは、法輪功迫害の事実を明らかにし、共産主義政権がいかに法輪功を誹謗中傷しているかを主張した。劉さんは、法輪功を修煉することによって、自分の健康状態がどのように改善されたかも話した。検察官は黙ったままだった。

 劉さんは、2002年に法輪功に関する資料を配布したことで懲役1年の判決を受けたことがある。2020年、劉さんは再び連行され、同じように法輪功の資料を配布したが、同日釈放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/17/445045.html)
 
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