子宮を摘出した60歳の私に生理が来た
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文/吉林省の大法弟子

 【明慧日本2022年7月27日】私は1995年に法を得て26年余りになります。大法が良いと分かっていますが、仕事に追われて煉功は三日坊主で、毎日続ける状態ではありません。

 1999年に大法の迫害が始りました。恐れる心が重いため、真相を伝えることに参加しておらず、修煉も怠っていました。新経文が発表されるたびに同修が届けてくれたので、私はいつも喜んで拝読していましたし、時々『轉法輪』も読んだりしていました。2010年、ある同修が明慧ネットの交流文章を持って来てくれた時に、「あなたの世界の衆生は皆、あなたが済度されるのを待っています。あなたが修煉を放棄すれば、彼らはどうなるのですか」と言ってくれました。心を打たれて、改めて修煉を再開しようと決心しました。

 10年間、さぼらずに着実に修煉し続けた

 2010年に修煉を再開してから、毎日『轉法輪』を1~2講と各地での説法を勉強して、眠くなったら立ったり、正座したりして勉強し続けています。毎日五式の功法をすべて一気に行い、4回の正念の時間に発正念をします。仕事のため朝6時に家を出なければならないので、五式の功法を漏れなく一気に行うため、毎日早朝2時50分に起きます。夜は21時30分ごろに寝て、23時55分に起きて発正念して、終わってからまた2時間ぐらい寝て、それから起きて煉功します。こうやって何年も続けていると、一日4、5時間しか寝ていないのに、昼間は全然眠くならず、かえってとても元気です。2018年、第二功法の1時間の音楽が発表された後、私はその日から毎日第二功法を1時間行っていました。平日であろうと週末、祝祭日であろうと、毎日そのライフスタイルを今までずっと続けてきました。

 その中で、安逸心と戦うことも多々ありました。目覚まし時計が鳴ったら、もうちょっとゆっくり寝たいと思う時もありますが、しかし自分は修煉者で、この程度の辛さも我慢できなかったらどうやって円満成就するのかと思うと、すぐに起きました。長年、4回の正念の時間の発正念もほとんど漏れなく行っています。事情があってその時間に煉功ができなくても、事柄が終わってから煉功をやりました。毎週同修から真相資料を届けられると、私は午後と夜の時間に出かけてポスティングします。どんなに遠くへ行っても、どんなに高い階段を登っても、体が軽くて疲れたりはしません。

 家庭内の関を突破する

 近くの学法グループに参加していますので、週に1回、グループ学法に参加しています。2018年から、皆と一緒に『轉法輪』の暗記を始めて、それで多くの収穫を得ました。いざという時に内に向けて探すことをずっと念頭に置けるようになり、以前より相手のために考えることもできるようになり、多くの人心も除去しました。

 数年前、息子と嫁が別荘を買おうとしましたが、頭金が足りないため、私が住んでいる家を売って頭金に充当し、今後、私は息子夫婦と一緒に別荘に住む、という相談を持ち掛けてきました。私は同意して、別荘に引っ越しました。別荘に私は自分の部屋を持っていて、息子夫婦も私が「3つのこと」をすることに反対しませんでした。

 新型コロナウイルスが流行してから、全国各地でロックダウンが行われ、人々は不安になっています。私が外に出て真相を伝えると、ウイルスを家に持ち込むことを恐れて、息子夫婦は私に外出しないようにと頼みました。大法弟子に師父の保護があり、ウイルスに感染される恐れがないと説明しても、息子夫婦は信じません。真相を伝えることを中止したくはありません。同時に、息子夫婦に心配もさせたくないため、ここでの生活を手放して、息子所有の郊外の小さな家に引っ越すことにしました。

 最初は、息子に不満をもっていたのですが、「常人社会に来ている間は、ちょうどホテルに泊まるようなもので、しばらく滞在したら、たちまち去っていくと言われます。ところがこんな場所に未練がありすぎて、自分の家を忘れてしまっている人がどうしてもいるものです」[1]を思い出すと、不満などはすぐに消えました。今、ここに自分の修煉環境があって、息子に邪魔されることもなく、なんと良いことだろうと思っています。

 真相を伝える中で恐れる心を放下

 2020年初めにウイルスが流行してから、私と同修たちは衆生を済度することの緊迫さを感じて、以前より真相を伝える活動に力を入れました。

 以前は、自分一人で真相資料をポスティングする時、廊下に設置されたカメラを見ると恐ろしくなり、ドアノブに真相資料を掛けることができませんでした。もしちょうどその時に誰かが部屋から出てくると、私はさらに恐ろしくなり、急いで階段を下りて小走りで逃げていました。

 同修と一緒に真相資料をポスティングすることで、私は恐れる心を除去できました。それはある日、私は同修Aさんにドアの上の方にカメラがあることを伝えると、Aさんは平然として「私たちは神の使者なので、監視カメラにはきっと映らない」と言いました。その時私はとても感動しました。Aさんと比べれて、私は衆生を救い済度することに条件があって、危険な時に衆生を救うことを放り投げている、そうではなかったかと思いました。自分と縁がある人々、自分に無限の希望を寄せている衆生を救わないのであれば、私は大法弟子と言えるのだろうか。Aさんの正念は私の私心を映し出しました。Aさん、ありがとう。

 先日、真相資料をポスティングしていた時、壁に貼られた「あなたは監視区域に入った」を見ても、私は気にならないし、少しも恐れる心がありませんでした。師父がそばにいて守ってくれていると私は知っています。とても落ち着いて資料をポスティングできました。またある日、同修と一緒に真相資料をドアノブに掛けたところ、振り向くと一人の男性が現れました。私と同修がやっていたことを彼は全部見ていました。私はとても落ち着いていて、彼に「我々は福音を贈っています」と言うと、彼は何も言っていませんが、友好的な表情をしていました。その後、私と同修は下の階に行ってポスティングをし続けながら、少しも怖くありませんでした。

 私に起きた奇跡

 10年来、私はずっと真・善・忍の法理で自分に要求し心性を高めて、毎日の学法と煉功を続けていたので、師父は体を浄化してくださり、私は心身ともに大きく変わりました。今年62歳ですが、同年代の人と比べて若くて、肌はきめ細かく滑らかで、顔のしわが少なく、白くて赤みがさしています。足は軽快で真相資料を配る時も、30階もあるビルでも、エレベーターに乗らず階段を登っても疲れません。一日に5時間しか寝ていないのに元気です。師父が『轉法輪』の中で述べた修煉後の変化は、すべて私の身に現れました。特に皆と一緒に『轉法輪』の暗記をやり始めて1年後、もっと超常的な現象が私に起きました。

 2019年、私の所属する国営企業は全職員に健康診断を行いました。レントゲンン検査の時、私は医者に「私のお腹の調子はどうです」(20年前に私は子宮摘出手術を受けた)と聞くと、医者は「すべて正常です」と答えました。私はもう一度「よく見てください」と言うと、医者はもう一回よく検査してくれて、「何の問題もなく、すべて正常です」と答えました。その時、私はあまり深く考えていませんでした。2020年11月からなんと生理が始まって、量は多くないのですが毎月、定期的に来て、今では、もうすぐ2年になります。20年前、手術を受けた時、医者に「子宮の摘出手術をしたら今後月経はなくなります」と言われ、その時はまだ40歳で、これは私にとって青天の霹靂でした。大きな打撃を受けました。今は正常に生理が来るのは医学上の奇跡ではありませんか。また、大法が起こした人間社会の奇跡でもあります。これは、法輪大法が科学を超えていることの証で、私たちの師父は何でもできることの証です。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/29/440292.html)
 
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