吉林省通化市の李華さん、趙桂勇さん夫婦に不当判決
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 【明慧日本2022年7月27日】吉林省通化市の法輪功学習者・李華さんと趙桂勇さん夫婦は2021年10月27日、通化県で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、現地の警官らに不当に連行され、拘禁された。2022年6月中旬、2人は開廷され、李華さんは懲役4年の実刑判決を下され、妻の趙桂勇さんは健康上の問題で懲役3年、執行猶予4年の判決を宣告された。趙さんは治療のため一時出所の手続きをして6月21日に帰宅した。

 2021年10月27日午後、李さん夫婦は通化県で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、現地の警官らに不当に連行され、拘禁された。2日後の10月29日、親友が趙さん夫婦の家を訪れたところ、家のドアは開けっ放し、電灯もつけっ放しの状況で、しかも室内は捜索された痕跡があったので、趙さん夫婦2人が連行されたことが初めて分かった。

 11月2日、李さんの娘は通化県警110番からの電話を受け、李さんは通化留置場、趙さんは通化市留置場に拘留されたことが分かった。11月8日、家族は県公安局に行ったが、警備員に止められて中に入れなかった。そこで県警110番に電話したり、留置場に行って尋ねたりしても、「機密だ」という口実で何も教えてくれなかった。

 11月24日、李さんの娘は通化県公安局国内安全保衛部門(以下、国保)に行き、状況を尋ねた。応対してくれた2人の女性警官は「判決はまだ確定していないので、待っていなさい」と言った。李さんの娘は「弁護士に依頼したい」というと、2人の女性警官は「他の事件では弁護士を雇えるが、法輪功の事件では雇えないから、弁護士に依頼しても無駄だ。法輪功の案件は弁護士に依頼してはならない」と警告した。しかし、どの部署が李さん夫婦を連行したか誰も教えてくれなかった。

 家族はまた県政府陳情事務室、県公安局陳情事務室に行き、公安局の管轄下の部署の人員らの違法行為を訴えたが、皆様々な口実で誤魔化した。最後にやっと、公安局の検査課で情報を得た。東来派出所の警官らが李さん夫婦を連行したことが分かった。家族は東来派出所に行くと、李さんのバイクが派出所の庭に置いてあるのを見た。バイクの返還を求めたが、拒否された。理由は、県国保にすでに登録したからだという。

 李さんは現在、通化留置場に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/11/446076.html)
 
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