米首都で集会 各界が中共の迫害制止を呼びかける(二)
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 【明慧日本2022年7月27日】(前文に続く)(明慧ワシントンD.C.記者・夏延初、鄭海山)

 中国での信教自由の悪化

 米国国際宗教自由委員会のエリック・ユーランド委員は、中国の信教自由の状況は過去10年間において急速に悪化していると述べた。ユーランド氏は法輪功に対する迫害を文化大革命と比較し、「文化大革命の最悪の瞬間以来、法輪功をはじめとする中国の宗教団体に対するこれほど広範囲で恐ろしい迫害は見たことがない」と述べた。

图12:美国国际宗教自由委员会(United States Commission on International Religious Freedom)专员埃里克·尤兰(Eric Ueland)在集会上发言。

集会で発言する米国国際宗教自由委員会のエリック・ユーランド委員

 米国国際宗教自由委員会は年次報告書の中で、繰り返し法輪功への迫害問題を提起しており、一部の学習者は「中国当局の手によって死亡した」ことさえ起きていると、エリック・ユーランド氏は述べ、「このような残忍な迫害は、人々の良心と魂にショックを与えているはずだ」と語った。

 また、彼は『強制生体臓器摘出停止法』にも言及し、迫害に抵抗するための新しい方法をもっと考案していくべきだと述べた。

子供たちが受けている迫害

 ジュビリーキャンペーンUSA事務局長補佐であるクリスティーナ・スタージョン氏が、同団体を代表してスピーチを行った。彼女は発言の中で、中共による法輪功の子供たちに対する迫害に特別に言及し、ビビアンという女の子の話を例にした。13歳で法輪功を修煉し始めたビビアンは、泊まっていた学校で夜中にクラスメートに起こされ、平手打ちをされ、法輪功を学ぶのは精神的に問題があると言われ、窓からの飛び降り自殺を余儀なくされた。

图13:美国基督教禧年运动(Jubilee Campaign USA) 的执行主任助理克里斯蒂娜·斯德珍(Christina Sturgeon)在集会上发言。

集会で発言するクリスティーナ・スタージョン氏

 クリスティーナ・スタージョン氏は、中共が法輪功を迫害する目的は民衆の心をコントロールすることであり、中共は無神論への支持を共産党への支持と同一視し、それをさらに中国への支持と同一視していると指摘した。

 我々は学習者とすべての中国人の信仰の自由のために戦い、中共の責任を追及しなければならない

图14:人权组织自由之家(Freedom House)副总裁安妮·博亚健(Annie Boyajian)在集会上发言。

集会で発言する人権団体フリーダムハウスの副総裁の
アニー・ボヤジャン氏

 人権団体フリーダムハウスの副総裁のアニー・ボヤジャン氏は、中共による法輪功への迫害は過去5年間、特に中共ウイルスの流行期間中にさらに悪化したと指摘し、香港の学習者およびカトリック教徒も来年、中共の攻撃の標的になる可能性があるとの懸念を示した。

 アニー・ボヤジャン氏はさらにこう続けた。「多くの人は知らないかもしれないが、新疆の弾圧計画者は、チベット人や法輪功を迫害する過程でそれらの(迫害)手口を完備化させたのだ」

图15:捍卫自由国际联盟(Alliance Defending Freedom (ADF) International) 的法律顾问肖恩·尼尔逊(Sean Nelson)在集会上发言。

集会では、擁護自由国際連盟(ADF)の法律顧問であるショーン・ネルソン氏が講演を行った

 集会で、擁護自由国際連盟(ADF)の法律顧問のショーン・ネルソン氏はこう述べた。「毎年、100人以上の学習者が中共に迫害され、死に至っている。さらに毎年、数多くの学習者が信仰を実践し、信念に従い自由に生きたいというだけの理由で逮捕され、尋問されている」

 「これほど多くの皆さんが自分の宗教と信仰のために立ち上がり、どこでも平和的に修煉できるように中共と戦っているのを見て、本当に奮い立たせられた」

 ネルソン氏は、10年以上前に韓雨の父親のような学習者の身に起きた生体臓器摘出事件は、今ではそのような罪を示す証拠が多数あると指摘し、しかも、その証拠の数は圧倒的で、否定しがたいものであると述べた。彼はさらに、主要な国際機関や組織はこのことを認識し、自由のために学習者とともに戦っていると述べた。

图16:家庭研究委员会(Family Research Council)宗教自由中心助理主任阿里尔·德尔·图尔科(Arielle Del Turco)在集会上发言。

家庭研究委員会の副部長であるアリエル・デル・ターコ氏が集会で発言した

 家族研究委員会信教自由センターの副部長であるアリエル・デル・ターコ氏は、中共政権は世界における人権に対する最大の脅威であると指摘した。彼女は次のように呼びかけた。「私たちは中国で起きている迫害に立ち向かわなければならない。信仰のために苦しんでいる何百万人もの人々のために、そして毎日ますます厳しい弾圧に直面している何百万人もの人々のために。私たちは法輪功学習者およびすべての中国人の信仰の自由のために戦い、中共の責任を追及しなければならない」

图17:亨利·杰克逊协会(Henry Jackson Society)副研究员达伦·斯宾克(Darren Spinck)在集会上发言。

ヘンリー・ジャクソン協会の副研究員であるダレン・スピンク氏が集会で講演を行った

 ヘンリー・ジャクソン協会のダレン・スピンク副研究員は集会で、各国政府がウイグル人に対する弾圧をジェノサイドと非難して行動を起こした後、法輪功学習者を対象とした大量の生体臓器摘出は大量虐殺の意図に当たるため、法輪功に対する迫害もジェノサイドと指摘し証言すべき時が来たと指摘した。彼はまた、米政府と企業はこのような犯罪の共犯者にならないように、生体臓器摘出が行われている地域への輸出を禁止し、関与した中国政府関係者に制裁を加えるべきだと発言した。

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/22/446650.html)
 
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