【明慧日本2022年7月31日】2022年7月の初め、吉林省蛟河市民主街派出所の警官らは法輪功学習者(以下、学習者)・趙紅艶さんの家に駆けつけ、趙さんに対して懲役3年の実刑判決を下したという判決状を見せた。趙さんは判決を不服として控訴した。そのあと、趙さんは重度の心臓病と診断され、いつも命の危険に晒されており、現在治療中である。
法輪功は世界の人々に親しまれている伝統修煉法であるが、中国では1999年以来中国共産党により迫害のされている。
趙さんは66歳ぐらいで、定年退職しており、1996年から法輪功の修煉を始めた。1999年7.20以来、趙さんは何度も迫害された。
2021年9月14日、趙さんは法輪功迫害の実態を語ったとして刑事拘留され、12日後に、連行された。
2021年11月20日、留置場に拘禁されていた趙さんはいきなり心臓病を発症し、病院に搬送された。診断では、心臓の血管が閉塞を起こしており、命の危険にさらされているという。血圧は180mmHgで、酸素吸入と点滴を受けた。留置場側は民主街派出所に知らせたが、派出所の警官らは責任を取らず、ただ趙さんの家族に「趙が救急手当を受けている」と知らせただけだった。翌日、家族は「裁判待ち」という手続きをし、趙さんを連れて帰った。
2022年7月初め、民主街派出所の警官らは判決状を趙さんの家に届け、判決状を趙さんにちょっと見せただけですぐに回収した。趙さんは懲役3年の実刑判決を下され、控訴期限は7日間だという。
趙さんは控訴状を郵送した翌日、民主街派出所の警官らはまた趙さんの家に駆けつけ、逮捕状を渡した。警官らは趙さんを刑務所に送ろうとしたが、身体検査で心臓衰弱と診断されたため、仕方なく病院に送った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)