【明慧日本2022年7月31日】遼寧省鞍山市出身の法輪功学習者・王玉梅さん(66歳女性)は、法輪功の資料を配布中に連行され、深センの南山区監禁所で15日間拘束された。懲役3年6カ月の刑を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
王さんは孫の世話をするため、広東省深セン市の息子のところに滞在していた。2020年12月15日、法輪功の資料を配布中に連行され、南頭派出所に連行され、深センの南山区拘留所で15日間拘束されたあと、釈放された。
王さんは法輪功迫害の事実について粘り強く伝えていたため、1週間後の2021年1月8日、同じ団地の地の住民から法輪功の資料を配布していると通報され、再び連行された。警察は王さんを南山区留置所に収容し、2021年2月、南山区検察庁に案件を提出した。
王さんは2021年5月20日、南山区裁判所で審理を受けた。王さんの家族が依頼した弁護士は裁判長に解任させられた。裁判官は王さんに懲役3年6カ月の判決と2000元の罰金を言い渡した。王さんは深セン市中級裁判所に上訴したが、2022年3月31日に原判決を維持する判決が下された。
南山区検察庁と南山区裁判所は、深セン地区の法輪功案件を扱うように指定されている。2021年以降も少なくとも15人の学習者がこれらの機関によって判決を受け、その中には、薛愛梅さん、唐海海さん、孫雪新さん、梁展鴻さん、車力華さん、甘介君さん、童素清さん、羅植尹さん、管怡博さん、黄亜麗さん、王玉梅さん、劉麗霞さん、田碧清さん、盛麗さん、王利林さん、郭中偉さんが含まれている。特に、劉さんは懲役11年、管さんは8年の刑期を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)