遼寧建平県の法輪功学習者・馮瑞英さんに懲役4年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年8月1日】遼寧省建平県の法輪功学習者・馮瑞英さん(50)は、2021年11月18日に家に押し入ってきた警官らに不当連行され、2022年7月22日に裁判所に懲役4年の実刑判決、罰金2万元(約40万円)を科された。現在、馬三家刑務所に拘禁されている。

 2021年11月18日、建平県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官と現地派出所の警官らは馮さんの家に押し入り、家事をしていた馮さんをパトカーに押し込んで留置場に収容し、すぐに書類を検察庁に提出し、逮捕状を不当に発布した。

 馮さんは、1997年11月に心と体が健康になる気功「法輪功」を学び始めた。法輪功を学ぶまでの馮さんは、頭痛、婦人病、心臓病、皮膚病、痔などいくつかの病気に罹っていた。法輪功を学んだ後、すべての病気は消え、性格も明るくなった。馮さんは真・善・忍にしたがって人と向き合い、物事に対処した。馮さんの良い変化を目にした親戚や同村の人々は、次々と法輪功を学び始めた。

 1999年7月、中国共産党が法輪功を迫害して以来、馮さんは何度も連行され、拘禁された。    

 1999年10月下旬のある日、馮さんは自宅に押し入ってきた現地派出所の警官らに連行され、県留置場で15日間拘束された。

 2000年12月、馮さんは北京へ陳情に行き、北京の警官に連行され、殴打された。派出所の警官らに地元に護送された後、建平県留置場で300日以上拘禁され、そこで刑務官に殴打されたり、侮辱されたり、奴隷のように働かされた。

 数年来、建平県国保と奎德素郷派出所の警官ら、奎德素郷役場のスタッフ、村の幹部らは、馮さんの家に何度も押し入り、捜索や脅迫や殴打をし、居場所や連絡先を監視したり、身分証を押収したり、個人財産を奪い、家族を恐怖に陥れた。

 2020年9月25日午前、馮瑞英さんと胡桂芹さんは、奎德素鎮の市場で法輪功迫害の真相を伝えたとして、4人の警官らに連行された。その後、建平県国保の警官3人が馮さんの自宅に駆けつけ、不当に家宅捜索を行った。警官らはすべての部屋をめちゃくちゃにし、鍵のかかったキャビネットを壊し、法輪大法に関する物品や有用と思われるものをすべて押収した。ある時、70代の馮さんの義母が跪いて、「良い嫁を逮捕しないでください」と懇願したが、警察は聞く耳を持たなかった。警察署で、2人の法輪功学習者は不当に尋問された。午後5時頃、警察はそれぞれ1,500元(約3万円)の保釈金(領収書なし)を強要してから帰宅させた。

 2021年11月18日午前10時、建平県国保と奎德素鎮郷警察署の警官らが馮さんの家に押し入り、不当に家宅捜索をし、馮さんを連行した。その後、警官らは胡さんの家に行ったが不在であったため、胡さんを連行できなかった。

 警官らは馮さんを留置場に入れ、すぐに書類を検察庁に提出した。2021年12月3日、馮さんへの逮捕状が発布された。2022年7月22日、馮さんは懲役4年の実刑判決を下された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/27/446863.html)
 
関連文章