【明慧日本2022年8月5日】ドイツの法輪功学習者(以下、学習者)は、7月23日、ドイツのフランクフルト市中心部のカイアーストリートで展示ブースを設置し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への23年にわたる残忍な迫害を制止するよう呼びかけた。その場で真相を理解した市民は、より詳しく聞き、署名して学習者の迫害停止を求める活動を支持した。
立ち止まって法輪功迫害の真実を聞く通行人 |
学習者と記念写真を撮るフランスから来た若者 |
フランクフルトはドイツの大都市であり、多くの観光客は買い物をしたりして、楽しんでいる。長年毎週土曜日になると、市内各地で法輪功のブースが見られる。通りかかった多くの人は、学習者が配布する法輪功迫害に関するチラシをもらったり、中には自発的にブースにやってきて、迫害の真実を理解すると法輪功に声援を送った。
カイアーストリートに掛けられている長さが約4メートルの英語の横断幕の近くには、常に多くの観光客がいる。彼らは情報を読むことによって、中共が法輪功を弾圧する原因、迫害の手段、および偽りの天安門焼身自殺などの真実を理解した。
法輪功迫害の真実のチラシを真剣に読む観光客 |
迫害は続いている
S.ミュラーさん(右)と学習者は約40分近く話し合った |
ドイツ人のS.ミュラーさんには香港の友達がいるという。ミュラーさんは「大学は物理学専攻でした。香港に行ったことがありますが、私は中国から来た学生に、自分が気功を習っていることを伝えると、その学生は気功は邪悪なものだと教えたので、その話を聞いて私はとても驚きました。その学生は、私が習っている法輪功のことを言っていると、私には直ぐに分かりました。その時、『あの中国人の学生は、この問題に対して正しい認識を持っていない』ということに気づきました。その後、私はインターネットで法輪功の資料をしっかりと探してみました」
「最初、法輪功が伝え出された時、政府から大きな支持と褒賞を受けましたが、その後、中共は学習者を敵として扱うようになりました。今まで非常に残忍な手段で弾圧しています。実はその弾圧は過去のことではなく、今現在、発生していることです。実は、私たちは中共が支配している中国に対して、あまりにも知られていないのです。特に、中共がいかに国民に対して、残虐的に扱うかに関しては全然知らないのです。これは酷いことです」と言った。
「心が痛みます」
マリオ・フィッシャーさん「学習者を支持します」 |
マリオ・フィッシャーさんは空港で働いている。フィッシャーさんは、展示ブースで法輪功の真相を初めて聞いた。彼は迷わずに署名して、「生体臓器狩り」の停止と「中共の終焉」を呼びかけた。中共による法輪功への23年にわたる迫害の真相に関して、「多くの西洋人は聞いたことがないと思います。この迫害を思うと、心から辛いと感じます。現地のメディアは、この迫害に関して報道したことはありません」と言った。そして、「学習者の皆さん、必ず団結しなければなりません。今は困難があり、中国では厳しく扱われているけれど、中共の終焉の日がきっと来るでしょう」と個人的な見解を話した。
子供の頃、両親と一緒に中国から来たという若い女性は、学習者から中国語版のチラシと新聞をもらった。女性は中国で中学2年生まで教育を受けたことがあり、少先隊に加入したと言った。学習者は女性に、少先隊に加入する際、共産主義のために生命を貢献するというような毒の誓いをしなければならないと伝えると、女性はその危険さを認識し、仮名で三退した。